タフト(TAFT)は、ダイハツが製造する軽自動車です。「クロスオーバーSUV」と呼ばれるタイプの車種で、ハイトワゴン系軽自動車にSUVの要素を盛り込んでいます。弊社でのタフトの年間販売台数は約270台。タフトは、非常に人気の軽自動車です。
タフトはもともと、1974〜1984年までオフロードタイプの車種として販売されていた車でした。2020年になり、新たにクロスオーバーSUVの軽自動車として、現行タフトが発売されたのです。2021年には特別仕様車として、派生グレード「クロム ベンチャー」も登場しました。なお、タフトの車名は「Tough & Almighty Fun Tool」の頭文字を並べたものです。
そんな注目の軽自動車、ダイハツ・タフトのおすすめのポイントをまとめました。ぜひ車選びの際に参考にしてください。
タフトのおすすめポイント
タフトのおすすめポイントをまとめると、以下の3点になります。
● 全グレードLEDヘッドライト標準装備
● 「青空SUV」全車サンルーフ標準装備
● 全車で電動パーキングブレーキを標準装備
順に紹介します。
全グレードLEDヘッドライト標準装備
タフトのひとつめのおすすめポイントは、全グレードでLEDヘッドライトが標準装備されていることです。
多くの車種での最下グレードや中間グレードのヘッドライトは、上位グレードに比べてコストカットの目立つハロゲンタイプや、意匠の異なるタイプが採用されていたりします。しかしタフトでは、すべてのグレードでLEDヘッドライトが標準装備されているのは非常にお得なポイントです。
LEDライトは白く明るい光を照射するのが特徴です。そのため、夜道でも安全に運転ができます。またLEDライトは消費電力が少ないうえ、寿命が長い点もメリットといえるでしょう。
ただし、グレードによってLEDヘッドライトの備わるグレードに違いがあります。上位グレードの「Gターボ」「G」は、クリアランスランプでオートライト機能やオートレベリング機能が付いたものです。「Xターボ」「X」のグレードでは、クリアランスランプでオートライト機能は付いていますが、マニュアルレベリングになります。
オートレベリングとは、車の前後傾斜を感知して自動でヘッドライトの上下照射範囲を調整する仕組みです。乗車人数や乗車状態、荷物の積載状況、などにより車の傾斜が変わり、それによってヘッドライトの照射範囲も変化します。
オートレベリングがあると車の状態を判別し、適切な照射位置になるよう調整されるので、とても便利です。なおマニュアルレベリングの場合は、自分で照射範囲を調整します。
「青空SUV」全車サンルーフ標準装備
タフトは「青空SUV」をキャッチフレーズにしています。理由は、タフトでは全グレードに、サンルーフ(天窓)を標準装備しているからです。タフトのサンループは「スカイフィールトップ」と呼ばれています。スカイフィールトップはタフトの一番の特徴であり、おすすめの装備です。
タフトのスカイフィールトップは、大きめのサンループなので見晴らしが抜群で、非常に開放感があるのが特徴。『ジブン、オープン、青空SUV』というタフトのキャッチフレーズのとおり、運転中も青空が見える非常にオープンな軽SUVです。そのためタフトならではの視界を楽しめるので、ワクワク感のあるドライブができます。
さらにスカイフィールトップがあることで、太陽光が上から降り注ぎます。まるで屋外にいるかのように室内が明るくなり、ドライブが楽しくなるのもポイントです。冬の晴れた日は太陽の光で室内が暖かくなるので、暖房を弱められ、燃費の向上にもつながります。また晴れた日の夜だと、ドラマチックな夜空を楽しめるのも魅力的ではないでしょうか。
なおスカイフィールトップは、紫外線・赤外線を減少させるスープUV&IRカット機能の付いたガラスを使用しているので安心です。開閉式のシェードを備えているので、スカイフィールトップが不要なときは窓を閉められます。
またスカイフィールトップは開放感やワクワク感以外にも、実用面で効果的です。高い位置にある信号機など、本来なら屋根に隠れて確認できないものも見えるようになります。運転時の安全性も向上する点もポイントです。
全車で電動パーキングブレーキを標準装備
タフトの3つめのおすすめポイントは、電動パーキングブレーキを装備していることです。タフトでは、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が全グレードで標準搭載されています。
電動パーキングブレーキは、電動モーターを利用してパーキングブレーキをかける機能です。従来のパーキングブレーキはワイヤーの力を利用したものなので、レバーを引いたり足で踏んだりするなど、力が必要でした。いっぽう電動パーキングブレーキは、指先だけで簡単に操作ができます。
タフトの電動パーキングブレーキは、オートモード(EPBシフト連動機能ON)にした場合、シフトをPレンジに入れたら自動でパーキングブレーキがかかるのです。これはパーキングブレーキのかけ忘れがなくなるので、非常に安心の機能ではないでしょうか。さらにパーキングブレーキの解除は、アクセルを踏むだけ。アクセルを踏むと同時に、自動でパーキングブレーキが解除されます。パーキングブレーキの解除し忘れを防止できるうえ、解除動作不要なのでスムーズに発進できるのが魅力です。自分の意志とは関係なくパーキングブレーキがかかるので、電動パーキングブレーキは安全・安心の機能ではないでしょうか。
またタフトでは電動パーキングブレーキとともに、オートブレーキホールド機能が付いています。オートブレーキホールド機能は「HOLD」スイッチを押せば、渋滞や信号待ちなどで停車したとき、ブレーキペダルから足を離してもブレーキがかかった状態を保持するシステムです。従来のブレーキだとブレーキを踏み続けると、足が疲れてきて大変。また、ふとした瞬間にブレーキから足が離れてしまうと大変危険です。オートブレーキホールド機能があれば、安心して運転ができます。
最近では、電動パーキングブレーキの搭載車種が増えてきています。しかし、軽自動車で採用している車はまだ少なめ。電動パーキングブレーキがあると、とくに信号待ちや渋滞のときがとても快適になります。そのため電動パーキングブレーキを搭載した軽自動車・タフトは、非常におすすめの車です。
まとめ
クロスオーバーSUVの軽自動車で、スカイフィールトップを全グレード搭載という個性的な車・タフト。さらにLEDヘッドライトや電動パーキングブレーキも全グレード標準搭載で、安全性の面でも魅力があります。人気のタフトの購入を検討する際は、ぜひ弊社にご相談ください。