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2024年12月16日
コンパクトSUVは人気車種が多く、どれを選べば良いか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
同じコンパクトSUVの中でも、とくにWR-Vとライズ・ロッキーはボディサイズが大きく異なります。
そのため、積載性や取り回しの良さなど、何を重視するかによってどちらがおすすめの車種なのかも変わってきます。
この記事では、WR-Vとライズ・ロッキーの特徴をご紹介します!
最後まで読んでいただければ、どちらが自分の好みに合ったクルマなのかが分かりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
2024年3月に登場したWR-Vは、ホンダのコンパクトSUVの中でも最も新しいモデルです。
元々は海外展開されていたモデルを日本仕様にしたもので、アクティブな外観と積載性の高さが魅力の車種となっています。
価格帯としてはワンランク上のホンダ・ヴェゼルと同程度のボディサイズでありながら、エンジンや駆動方式を統一するなどの工夫によって全グレードを200万円前半の価格帯にまとめています。
SUVらしいデザインや、後部座席の居住性、荷室のスペースを重視する人にとっておすすめのクルマといえるでしょう。
トヨタ・ライズ、ダイハツ・ロッキーは、同一設計から生まれた兄弟車です。
メーカーによって内装やグレード展開に差があるものの、ボディサイズや燃費といった基本的な性能はほぼ同じになります。
ライズ・ロッキーは、コンパクトSUVの中でも一回り小さく、ヤリスなどのコンパクトカーにより近いサイズ感です。
そのため、コンパクトカーのような取り回しの良さを保ちつつ、積載性も確保したいといった方におすすめの車種となっています。
また、ハイブリッドエンジンや4WDの選択も可能であるため、エンジンや駆動方式を選びたい場合はライズ・ロッキーがおすすめです。
ボディサイズ
WR-V | ライズ・ロッキー | |
全長(mm) | 4,325 | 3,995 |
全幅(mm) | 1,790 | 1,695 |
全高(mm) | 1,650 | 1,620 |
ホイールベース(mm) | 2,650 | 2,525 |
ボディサイズでは、WR-Vの方がひとまわり大きい結果となりました。
また、最小回転半径もWR-Vが5.2mなのに対し、ライズ・ロッキーは4.9~5.0mと小回りが利きます。
同じコンパクトSUVでも、取り回しには違いが大きいと考えた方が良いでしょう。
インテリアにおけるWR-Vの特徴は、室内空間の余裕があることです。
WR-Vの荷室容量は5名乗車時に458Lあり、ライズ・ロッキーの369Lを大きく上回っています。
また室内寸法が広いため、後部座席の足回りにゆとりが生まれるなど、乗用性や積載性の点でメリットがあります。
ライズ・ロッキーは、実用性の高い車内装備が充実しています。
積載性の点ではWR-Vに一歩譲りますが、デッキボード下の床下収納や、運転席・助手席のプッシュ式で格納できるドリンクホルダーなど、室内効率を高めるための工夫が見られます。
また、ハイブリッド車では、回生ブレーキを利用したスマートペダル(※)や電子パーキングブレーキが標準装備されており、運転のしやすい環境となっています。
※スマートペダルとは、アクセルペダルを離すだけでエンジンブレーキのような減速ができ、アクセルペダルひとつで加速・減速が可能になる装置のことです。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格 |
X | ガソリン | FF | 2,098,800円 |
Z | ガソリン | FF | 2,349,600円 |
Z+ | ガソリン | FF | 2,489,300円 |
グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格 |
X | ガソリン | FF | 1,717,000円 |
4WD | 1,994,800円 | ||
G | ガソリン | FF | 1,867,000円 |
4WD | 2,143,700円 | ||
ハイブリッド | FF | 2,173,000円 | |
Z | ガソリン | FF | 2,049,000円 |
4WD | 2,309,200円 | ||
ハイブリッド | FF | 2,338,000円 |
WR-Vとライズの価格を比較すると、ガソリン・FFでは約30~40万円ほど価格が異なります。
ロッキーの場合はグレード展開が異なり、最安値は約167万円、最高値は約235万円とライズよりも価格帯が広く設定されています。
同じコンパクトSUVでもボディサイズが異なるため、単純な比較は難しいですが、WR-Vのガソリン車とライズ・ロッキーのハイブリッド車がおよそ同じ価格帯と考えると分かりやすいでしょう。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) |
X | ガソリン | FF | 16.4km/L |
Z | ガソリン | FF | 16.2km/L |
Z+ | ガソリン | FF | 16.2km/L |
グレード | エンジン | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) |
X | ガソリン | FF | 20.7km/L |
4WD | 17.4km/L | ||
G | ガソリン | FF | 20.7km/L |
4WD | 17.4km/L | ||
ハイブリッド | FF | 28.0km/L | |
Z | ガソリン | FF | 20.7km/L |
4WD | 17.4km/L | ||
ハイブリッド | FF | 28.0km/L |
ここではライズの燃費を参考にしていますが、ロッキーも燃費性能に差はありません。
同じガソリン車、FFで比較した場合、すべてのモデルでライズ、ロッキーが良い結果となりました。
ガソリン車で4WDを選択した場合でも、ライズ、ロッキーの燃費性能の方が優れています。
WR-Vのガソリン車と、ライズ・ロッキーのハイブリッド車が同一価格帯ですので、燃費が気になる方は、ライズまたはロッキーを検討すると良いでしょう。
今回はWR-Vとライズ・ロッキーを比較しました。
WR-Vはボディサイズが大きく、後部座席の居住性やラゲッジルームの積載性に優れているため、多人数での移動や荷運びの多いシーンで活躍ができるでしょう。
一方、ライズ・ロッキーはコンパクトなサイズ感を活かした取り回しの良さと、燃費の良さが特徴的です。
そのため、購入価格や維持費を抑えつつ、コンパクトカーとSUVのいいとこ取りをしたいというユーザーの要望に応えられる車種となっています。
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