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2024年11月29日
ワゴンRの新型モデルは、2024年の年末から2025年にかけて登場することが予想されています。現行モデルワゴンRの発売は2017年2月であり、既に販売されてから7年が経過していることやスズキの代表車種であることから、フルモデルチェンジが期待されているのです。
2024年8月執筆時点ではスズキ公式からの発表はありませんが、今回は新型ワゴンRについて考察していきます。
目次
スズキ・ワゴンRは、1993年に登場した軽トールワゴンです。
「天井が高くゆとりのある室内空間」「多彩なシートアレンジによる収納の多さ」「軽自動車ならではの取り回しやすさや維持費の安さ」などを特徴としています。
軽自動車市場に革命をもたらした存在といっても過言ではなく、販売台数が7年連続1位という時代もありました。現行モデルは2017年に登場した6代目モデルであり、最新の安全装備と快適性を備えています。
新型ワゴンRの登場は2024年10月ごろともいわれていますが、2025年になる可能性もあります。自動車業界では一般的に7年ごとにモデルチェンジが行われることが多いので、ワゴンRも新型モデルの登場が予想されているのです。
新型ワゴンRの外観デザインですが、エクステリアデザインはさまざまな予想が立てられています。
筆者は、現行モデル同様に通常のワゴンRは従来のエクステリアデザインを引き継ぎつつ、ヘッドライトはやや細目になり、ボディカラーは現行モデルと同じ10種類と予想しています。ワゴンRの外観デザイン変遷を見ても、初代ワゴンRから基本的なデザインコンセプトは変わっていないことが大きな理由です。
そして、2022年に追加された「カスタム Z」は新型ワゴンRでも継続して展開されるものと考察しています。
新型ワゴンRのボディサイズは、現行モデルと変わらないと予想しています。
現行モデルワゴンRのボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,650mmです。
軽自動車の規格は決まっているほか、天井を上げてしまうとスーパーハイトワゴンになってしまい、逆に天井を下げると圧迫感が出てしまうので下げられないというのが理由です。
カスタムグレードのカスタム Zも現行モデルと同様に通常のワゴンRと同じボディサイズになるでしょう。
<刷新されたプラットフォームが採用される可能性も>
新型ワゴンRでは、プラットフォームが刷新される可能性もあるでしょう。
日産・新型デイズや三菱・新型eKクロスといった軽自動車のプラットフォームがEV化(電気自動車)も視野に入れた開発がされたため、ワゴンRにも新型プラットフォームが展開されるかもしれません。
ワゴンRはスズキの代表的な車種であり、最も販売台数の多いスペーシアで実験的な展開はしないと考えています。実際、2014年に誕生した「HEARTECT(ハーテクト)」というスズキを支える新プラットフォームを、軽自動車としては同年12月発売のアルトの次にワゴンRに採用したという経緯もあります。
新型ワゴンRは、従来のマイルドハイブリッドにフルハイブリッドが追加されると予想しています。大きな理由は、既にソリオにはフルハイブリッドが導入されているからです。エンブレムの文字の背景が黒になっていれば、フルハイブリッドであることが分かります。
ほかには、スライドドアの搭載も予想されます。
現在の軽自動車のトレンドなので、ワゴンRに導入される可能性もあるでしょう。ただし、スライドドア装着のワゴンRスマイルに似てしまうため、搭載されない可能性もあります。
新型ワゴンRには、最新の安全装備が装着されることも予想されています。
スズキの車種は全体的に安全装備が古い印象があるので、ワゴンRから最新のものに更新されることも想定できます。
自転車やドライバーの死角を並走して走る車両を検知して知らせる機能が追加される可能性があります。
スペーシアに初めて搭載された「スズキコネクト」の最新バージョンの採用のほか、タッチパネル式の大型ディスプレイを装備するものと思われます。
ちなみに「スズキコネクト」は、24時間365日接続できるオペレーターシステムやスマホアプリで車の装備を操作できる便利な機能があります。スマホからエアコンの温度や風量を指定したり、広い駐車場で駐車位置を確認したりできるほか、次回の点検を知らせてくれます。その最新バージョンが、新型ワゴンRには搭載される可能性があるのです。
新型ワゴンRの車両本体価格の予想です。
ライバル車であるダイハツ・ムーヴも同時期でのフルモデルチェンジが予想されていますが、現行モデルの車両本体価格は120~150万円です。大幅に値上げすると割高感が生じてライバル車に見劣りしてしまうため、機能を充実させつつ値上げは最小限に抑えるものと考えられます。
そして、ソリオのフルハイブリッドとマイルドハイブリッドは基本的な設計が同じなので、新型ワゴンRのフルハイブリッドの価格が大幅に上がることはないでしょう。
現在の軽自動車市場では軽スーパーハイトワゴンの人気が継続していますが、天井が高すぎると感じる人もいます。実際には、頭上の広い空間が不要であったり、車体が重くなる関係で燃費が悪くなったり、車体の高さから横風の影響を受けやすくなったりするデメリットもあります。
ハイトワゴンは価格もお手頃で完成度が高く、スーパーハイトワゴンほどではなくても普通の軽自動車よりは背が高いというメリットがあります。スライドドアや安全装備、フルハイブリッドなどを搭載した新型ワゴンRの登場により、ハイトワゴンの人気が再燃する可能性もあります。