コストパフォーマンスがよいことからセカンドカーとして利用されるケースが多かった軽自動車。
しかし、近年では広い車内スペースや収納スペースの確保、お子様や年配の方でも乗りやすいスライドドアの導入など乗り心地が良い軽自動車が増えています。
そのため、メインの車として軽自動車を選ぶケースが増えています。
本記事では、代表的なスーパーハイトワゴンであるスペーシアカスタムとタントカスタム、それぞれの基本機能や乗り心地などを比較してみました。
今後購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
スペーシアカスタムの特徴
スペーシアカスタムは2013年に登場し、2016年にスペーシアカスタムZ、2017年に次世代のスペーシアカスタム、2023年に新型スペーシアとスペースカスタムの3度大きなモデルチェンジをしています。
2023年のフルモデルチェンジは、「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」をコンセプトとしており、タフな印象に変更されました。
スペーシアカスタムは、パレットの後継車であり、室内空間が広いのが大きな特徴であるためファミリー向けのスーパーハイトワゴンです。
ボディはコンパクトな軽自動車であるため、経済性の面と両立できることからも安定して人気の高い車です。
さらに、スペーシアがさらに発展したスペーシアカスタムはデザイン性が高いことも特徴であるといえるでしょう。
LEDポジションランプを内容しているヘッドランプやスケルトン構造となっているスケルトングリルなど、さまざまな特徴があります。
スペーシアカスタムの基本性能
スペーシアカスタムは、軽ハイトワゴンではNo.1の低燃費で燃料消費率は25.1km/Lです。
スペーシアカスタムの使い勝手
スペーシアカスタムは足元や頭上にゆとりがあるため、長時間乗車していてもゆったりと過ごせるでしょう。フロントシートとリアシートを倒すことで、足を伸ばすことも可能です。
また、国土交通省が推進しているサポカーSワイドにあたる安全装置が搭載されています。エアバックやデュアルカメラブレーキサポートなどが標準装備となっているため、安心して運転できるのではないでしょうか。
また、スペーシアカスタムはマイルドハイブリッドシステムとよばれる減速時に貯められるエネルギーを自動的に充電するシステムを導入しています。そのため、コスト面でも大きなメリットのある車です。
タントカスタムの特徴
タントカスタムはデザイン性が高く、カラーバリエーションが豊富に揃っていることが大きな特徴です。ダイハツ予防安全機能であるスマートアシストを搭載しており、より安全に運転できます。電動パーキングブレーキを採用し、ボタンに触れるだけでブレーキをかけられる機能があるほか、オートブレーキホールド機能とよばれるペダルから足を話しても停車時にブレーキをかけたままにできる機能もあります。
2005年に初代が登場してから2024年現在では4代目まで登場していますが、長年愛されている車です。2022年にマイナーチェンジをしてから外観を変化したことでさらに人気度が高まり、2023年上半期は前年比の1.8倍売り上げを記録しました。
タントカスタムの基本性能
タントカスタム燃費はスペーシアに劣りますが申し分ない燃費
タントカスタムの使い勝手
タントカスタムには、ミラクルオープンドアが搭載されています。ミラクルオープンドアとは、助手席と後部座席の間の”ピラー”と呼ばれる柱のようなものがドアに内蔵されており、助手席と後部座席両方のドアを開けると開口部が非常に広く取れるが特徴です。これがあることで乗り降りはもちろん、荷物の積み下ろしも快適に行うことができます。
さらにスペースをより広くとれることから、大きくて長い荷物を乗せやすいほか、高齢者や子供が安全に乗り降りしやすくなるでしょう。
また、軽自動車でありながら収納スペースも充実している点もタントカスタムの大きな特徴です。
加速力のあるタントカスタムですが、高性能のサスペンションを搭載しており静粛性が高いことから乗り心地が良い車です。
まとめ
スペーシアカスタムとタントカスタムを比較してみました。
いずれも人気の高い軽自動車のスーパーハイトワゴンですが、おすすめの人が異なります。
まず、タントカスタムはミラクルオープンドアが特徴であるため、小さなお子様や年配の方をよく乗せる方におすすめです。
次にスペーシアカスタムはタントカスタムと同じような機能がありながら、価格を抑えられます。
そのため、予算が低めの方や少しでも予算を抑えたい人におすすめです。
いずれも大人気の軽自動車のスーパーハイトワゴンですが、目的に合わせてどちらか選ぶとよいでしょう。
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