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軽自動車の人気スライド車種 スペーシアとタント

この記事を読んでいるあなたは、

  • スペーシアとタントの特徴は?
  • スペーシアとタントの違いを知りたい
  • スペーシアとタントはどっちがお買い得?

このような疑問や悩みを持っているかもしれません。

最近は車が売れないと言われていますが、軽自動車の販売は好調です。

そんな中でもスズキ「スペーシア」とダイハツ「タント」などの、軽トールワゴンがジワジワとブームになってきています。

今回はスズキとダイハツの超人気車種である、スペーシアとタントを徹底比較しました。

スペーシアはどんな車?

(引用:スズキ公式サイトより)

まずはスペーシアが、どんな車なのか紹介していきます。 人気の理由や基本スペックについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スペーシアの特徴

スペーシアはスズキ「パレット」の後継モデルとして2013年から販売開始、現在は3代目のデザインになっています。

高い安全性能とハイブリット機能、それに加えて低燃費を実現していることから、非常に人気のあるモデルです。

コンセプトに「ザかぞくの乗り物」を掲げており、メインカーとしても使いやすく、運転のしやすさ、乗り降りの楽さからセカンドカーとしても人気があります。

スペーシアの魅力

スペーシアの魅力は、軽自動車とは思えない開放感のある広さです。

全高は約1,800mmとかなり高身長なので、広々とした空間になっています。

また、大容量の収納スペースや、スーツケースをモチーフとしたスクエアデザイン、デュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグを標準化してさらに安全性能の向上を図るなど、さまざまな機能が充実しています。

コンセプト通りファミリーカーとして、まさに理想の車です。

タントはどんな車?

(引用:ダイハツ公式サイトより)

それでは次に、タントについて紹介していきます。

性別や世代に関係なく、多くの人から人気のダイハツ「タント」。 スペーシアと比較する前に、タントの基本スペックや魅力について知っておきましょう。

タントの特徴

タントは「しあわせ家族空間」をコンセプトに、2003年11月にデビューしました。

運転席と後部座席の間の柱をなくすことで、乗り降りが格段にしやすくなる「ミラクルオープンドア」が特徴的で、子どもやお年寄りにも配慮されています。

運転席は最大で後方に540mmスライド可能で、天井が高いこともあり、車内の移動がしやすいことも人気のポイントでしょう。 ダイハツの中でも人気No.1で、クオリティの高さが伺えます。

タントの魅力

タントの魅力は、大人4人が乗っても十分にくつろげる室内空間です。

「会話がはずむ居心地のいい空間」をテーマにデザインされており、車内はスッキリした印象で移動時間も快適に過ごすことができます。 ファミリーカーとして人気を博しているタントですが、年々進化している「スマアシ機能」や、高い走行性能から運転が苦手な人にもオススメできるモデルです。

スペーシアとタントを徹底比較!

(引用:スズキ公式サイトより)

(引用:ダイハツ公式サイトより)

ここからは、スペーシアとタントを比較していきます。 「価格・燃費」「デザイン」「室内空間と乗り心地」この3つのポイントに焦点を絞って比較しているので、どちらが自分に合っている車なのか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

価格・燃費比較

まずは価格から比較してみましょう。

スペーシアのスタンダードモデル「ハイブリッドX」は1,524,600円(税込)に対して、タントのスタンダードモデル「X」は1,490,500円(税込)となっています。

タントの方が安いとはいえ、価格差は34,100円しかありません。

次に、先ほどのモデルで燃費を比べてみましょう。

WLTCモード燃費で比べてみると、スペーシアは21.2㎞/Lとなっています。

しかし、タントの燃費もまさかの21.2㎞/Lです。 お互いに意識して開発されていることもあり、コスパ面では両車ともにほぼ互角の結果になりました。

デザイン比較

次に、デザインを比較してみましょう。

スペーシアとタントはライバル車ということもあり、外見は非常に似ています。

スペーシアには「スペーシアカスタム」

「スペーシアギア」など、

ノーマルモデル以外に2種類のモデルがあるので、デザインの幅はスペーシアに軍配が上がるでしょう。

スーツケースを意識したインパネなど、スペーシアの内装はポップな印象がありますが、グレーをメインカラーとしたタントのインテリアは、は大人っぽい仕上がりになっています。 どちらもテーマに沿ってシンプルなデザインになっているので、人によって好みは分かれるでしょう。

室内空間と乗り心地比較

それでは最後に、室内空間と乗り心地を比較していきましょう。

室内空間は両車ともにスーパーハイトワゴン系の軽自動車ということで、ゆとりのある設計になっていますが、決定的な違いが1つあります。

それはタントの「ミラクルオープンドア」の存在です。

走行中には関係ありませんが、開放感や乗り降りのスムーズ感、荷物の積載性のよさなどは、完全にタントの方がスペーシアを上回っているでしょう。 しかし、タントはミラクルオープンドアが原因で車体剛性と重心ではスペーシアに劣っており、高速道路や整備されてない道では、やや安定感に欠けています。

非常に便利なミラクルオープンドアを搭載したタントですが、走行中の乗り心地はスペーシアの方が優秀です。

まとめ

今回は、スズキとダイハツの超人気車種である、スペーシアとタントを徹底比較しました。

価格や燃費にはほとんど違いがありませんでしたが、内装や使いやすさには明らかな違いがありました。

ファミリーカーとしての便利機能が満載で、乗り心地とハンドリングが魅力のスペーシア。

ミラクルオープンドアとスマアシ機能で、使いやすさと安全性能が魅力のタント。 どちらも非常に優秀な車で目立った欠点などはないので、乗車してから決めることをオススメします。

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この記事を書いた人

渡辺
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