新型WR-Vとライズ・ロッキーはどっちがおすすめ?高コスパSUV積載性や価格、燃費を比較
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2024年12月5日
近年、注目を集めているのがスズキ・ハスラー、ダイハツ・タフト、三菱・eKクロスといった軽SUVです。コンパクトでありながらSUVならではの実用性や力強い走りが特徴で、都市部からアウトドアまで幅広く活躍しています。
今回の記事では、ハスラーとそのライバル車であるタフトとeKクロスを多角的に比較して、それぞれの魅力をお伝えしていきます。
ハスラー、ライバル車(タフト、eKクロス)の特徴
最初に、ハスラーとライバル車のタフト、eKクロスの特徴を簡単に説明します。
目次
ハスラーは、2014年に登場したスズキのクロスオーバーSUVで、アウトドアから街乗りといった幅広いシーンに対応しています。現行型は2020年に登場した2代目モデルで、2023年度の販売台数は92,456台です。軽自動車全体でも4位と、日本で一番人気のある軽SUVといえます。また2024年5月にはマイナーチェンジを行っており、新たに「タフワイルド」というグレードも追加されています。
タフトは、2020年に36年ぶりに復活したダイハツのクロスオーバーSUVです。
ライバル車であるハスラーの可愛いデザインに対して、タフトは硬派なデザインが採用されています。力強さと高めの車高によりアウトドア派にぴったりの車で、2023年度の販売台数では44,587台と健闘しています。
eKクロスは、2019年に登場した三菱のクロスオーバーSUV軽トールワゴンです。
現行型は2019年に登場した初代モデルで、日産との合同会社NMKVが開発を行っています。日産の強みである先進技術と、三菱の軽自動車の製造ノウハウが融合したモデルです。eKシリーズ全体の統計ですが、2023年度の販売台数は52,427台とハスラーやタフトに劣らない人気があります。
次に、ハスラーとライバル車の外観を比較してみましょう。
ハスラーの外観デザイン
SUVらしい重厚感がありながら、愛らしい丸目のデザインが採用されるなど、親しみやすさのあるデザインが特徴です。前後フェンダーに装着されている黒い樹脂パーツにより、ハスラーならではの力強さやギア感を押し出しています。
タフトの外観デザイン
タフトの外観は、全体的に角ばったデザインと力強いラインによる存在感が大きな特徴です。そして、最低地上高190mmという比較的高い車高、1,630mmという低めの全高により、1980年代のクロスカントリー4WD車を彷彿とさせる硬派な印象を与えています。
eKクロスの外観デザイン
eKクロスには「THE CUTE BEAST」というコンセプトに基づいた外観デザインが採用されています。三菱車の象徴であるダイナミックシールドにより、軽自動車でありながら迫力のある圧倒的な存在感を放っています。
ハスラーと、ライバル車のタフト、eKクロスのスペックを以下の表にまとめました。
ハスラーとタフト、eKクロスで大きなスペックの差はありません。
しかし、ハスラーは燃費性能や小回り、タフトは走破性、eKクロスは走行安定性といった点でライバル車より優れています。
ハスラーと、ライバル車のタフト、eKクロスの室内寸法です。
室内寸法(mm) | ハスラー | タフト | eKクロス |
室内長 | 2,215 | 2,050 | 2,065 |
室内幅 | 1,330 | 1,305 | 1,340 |
室内高 | 1,270 | 1,270 | 1,270 |
ハスラーは、ライバル車と比べて高い天井と広い室内空間を持っていることがわかります。また、後部座席の居住性が高いほかシートアレンジも多彩なので、荷物を多く積むこともできます。
ハスラーとライバル車のタフト、eKクロスの安全性能も比較してみましょう。
ハスラー | タフト | eKクロス | |
ブレーキアシスト(前) | 〇 | 〇 | 〇 |
ブレーキアシスト(後) | 〇 | × | 〇 |
衝突警報機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
車線逸脱警報機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
車線逸脱抑制機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
路側逸脱警報機能 | × | 〇 | × |
誤発進抑制機能(前後) | 〇 | 〇 | 〇 |
ふらつき警報機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
先行車発進お知らせ機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
標識認識機能 | 〇 | △ | 〇 |
全車速追従機能付ACC | 〇 | △ | △ |
オートハイビーム | 〇 | △ | 〇 |
アダプティブドライビングビーム | × | △ | × |
前方衝突予測機能 | × | × | 〇 |
SRSエアバッグ(7点) | × 6点 | × 6点 | 〇 |
※〇:標準装備、△:オプションまたは一部グレードオプション、×:装備なし
※SRSエアバッグ7点:運転席・助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、運転席脚部エアバッグ
ハスラーは「スズキ セーフティ サポート」が全車に標準装備、タフトは「スマートアシスト」、eKクロスは「e-Assist」が全車に標準装備されています。
国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)による、自動車の安全性能試験・評価(JNCAP)では、各車で以下のような評価を得ています。
ハスラー | タフト | eKクロス | |
総合評価 | ★★★★☆(2020年) 146.93/190点 | ★★★★☆(2020年) 161.68/190点 | ★★★★☆(2020年) 167.72点/190点 |
衝突安全性能 | Bランク (77.41点/100点) | Bランク (83.18点/100点) | Aランク 88.60点/100点 |
予防安全性能 | Bランク (96.52点/100点) | Aランク (78.50点/100点) | Aランク (79.12点/100点) |
事故自動緊急通報装置 | × | × | × |
上記の安全装備や安全評価を踏まえると、安全性能が最も優れているのはeKクロスといえるでしょう。
ハスラーと、ライバル車のタフト、eKクロスの車両本体価格は以下のとおりです。
ハスラー | タフト | eKクロス | |
2WD | 159.6~188.7万円 | 132.0~160.6万円 | 166.4~189.5万円 |
4WD | 165.2~202.1万円 | 144.6~173.2万円 | 179.6~202.7万円 |
※特別仕様車を除く
車両本体価格では、タフトが最も安価に設定されています。
従来の車両本体価格も2車種に比べて安価ですが、アイドリングストップ非搭載車を選択(上記表の下限値は非搭載車)することで、さらに価格を抑えることが可能です。
ハスラーは、軽SUVのライバル車と比べて燃費性能に優れているので、ガソリン代を節約したい人におすすめです。
3車種はデザインも大きく異なりますが、丸目のヘッドライトやインパクトのあるボディカラーなど、可愛いデザインを好む人にもハスラーがぴったりです。ほかにも、室内空間がライバル車よりも広いため、アウトドア向きともいえるでしょう。
上記のような点を重視する人は、ぜひハスラーの購入を検討してみてください。
ハスラーをお得に購入するには、低金利プランの利用がおすすめです。新車を購入するには、ローンを利用する方が一般的です。
ローンなら毎月の支払額を一定にして、無理なく希望する車を購入できます。車両が価格が抑えめなハスラーでも希望するグレードに乗りやすい購入方法です。
しかしローンは金利手数料の負担が発生します。そのためローンを完済するまでのトータルコストでローン商品を比較するのがおすすめ。
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