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ジムニーの各グレードを徹底比較!おすすめのグレードはどれ?

軽自動車でありながら、高いオフロード性能で人気のスズキ「ジムニー(Jimny)」。SUVが好きな人や、アウトドア好きの人にも人気があります。

そんなジムニーですが、実際に購入しようと思ったとき、「どんなグレードがあるのか」「グレードごとにどんな違いがあるのか」「一番おすすめなグレードは何か」といった疑問が沸くと思います。

そこでこの記事では、ジムニーの全グレードの特徴を分野ごとに比較してみました。この記事を読めば、どのグレードがご自身に一番向いているかがわかります。ジムニーの購入を検討している際、ぜひ参考にしてみてください。

※2022年10月現在の情報を元にしています

DAMD仕様

ジムニーとは

ジムニーはスズキが製造しているオフロードタイプの軽自動車です。発売されたのは、1970年(昭和45年)。以来、長きにわたって人気がある車種です。

ジムニーは本格的なオフロードで使用するユーザーはもちろん、デザインのよさから若者にも人気があります。またキャンプなどのアウトドアを楽しむ人からも、好評です。

ジムニーのグレードと特徴

現行のジムニーは、全部で以下の3つのグレードが設定されています。

●XG

●XL

●XC

ジムニーは、いずれのグレードも「マニュアル(MT)」と「オートマティック(AT)」の2種類のトランスミッションを選択できます。これは現在の乗用車では、めずらしいです。

また乗車定員は、すべてのグレードで4人になります。駆動方式はすべて「パートタイム4WD」のみとなり、ガソリン車のみのラインナップです。

それぞれのグレードについて詳しく紹介しましょう。

XG

「XG」グレードは、エントリーグレードにあたります。もっともベーシックなグレードで、価格ももっとも安いです。とにかく安価にジムニーを購入したいという方におすすめ。

XL

「XL」グレードは、中間グレードにあたります。ベーシックなXGは、便利な機能や装備はあまり付いていません。しかし、XLはある程度の機能や装備が付属しています。機能・装備と価格のバランスがいいのが、XLグレードの特徴です。

XC

「XC」グレードは、上級グレードにあたります。便利な機能や装備も充実しており、選択できるボディーカラーやオプション装備も多数。こだわりのある方、車を買うなら充実した機能や装備も付けたいという方におすすめです。

ジムニーのグレードごとの違いを比較

ここからはグレードごとにどんな違いがあるのかを、比較しながら見ていきます。

価格を比較

まず価格を比較してみます。各グレードの価格の一覧は、 以下のとおりです。

グレードトランスミッション価格(税込)
XG5MT1,555,400円
XG4AT1,654,400円
XL5MT1,681,900円
XL4AT1,780,900円
XC5MT1,804,000円
XC4AT1,903,000円

エントリーモデルの「XG」がもっとも安く、トランスミッションがATよりMTのほうが安くなっています。そのためもっとも安いのは「XG」の5MT、もっとも高いのは「XC」の4ATです。

ボディーサイズ・カラーを比較

グレードごとにボディーサイズと、選べるボディーカラーを比較します。まずはボディーサイズを見てみましょう。

 XGXLXC
全長3,395mm3,395mm3,395mm
全幅1,475mm1,475mm1,475mm
全高1,725mm1,725mm1,725mm
最低地上高205mm205mm205mm
ホイールベース2,250mm2,250mm2,250mm
最小回転半径4,8m4,8m4,8m
重量5MT:1,040kg 4AT:1,050kg5MT:1,040kg 4AT:1,050kg5MT:1,040kg 4AT:1,050kg

ボディーサイズはグレードによる差はなく、すべて同じサイズです。

続いてボディーカラーについて見ていきます。

グレードボディーカラー
XG●ブルーイッシュブラックパール
●ジャングルグリーン
●シルキーシルバーメタリック
●ホワイト
XL●キネティックイエロー
●シフォンアイボリーメタリック
●ブリスクブルーメタリック
●ミディアムグレー
●ブルーイッシュブラックパール
●ジャングルグリーン
●シルキーシルバーメタリック
●ホワイト
XC●キネティックイエロー・ブラック 2トーンルーフ
●シフォンアイボリーメタリック・ブラック 2トーンルーフ
●ブリスクブルーメタリック・ブラック 2トーンルーフ
●キネティックイエロー・ブラックトップ 2トーンルーフ
●キネティックイエロー
●シフォンアイボリーメタリック
●ブリスクブルーメタリック
●ミディアムグレー
●ブルーイッシュブラックパール
●ジャングルグリーン
●シルキーシルバーメタリック
●ホワイト

エントリーグレードの「XG」では、4色しか選べません。いっぽう中間グレードの「XL」では8色にまで選べるボディーカラーが倍増します。また上級グレードの「XC」では、12色まで選べる色が増加。しかも2トーンカラーは、「XC」しか選べません。2トーンカラーにしたい場合は、「XC」グレードの一択になります。

室内空間を比較

ボディーの次は、室内の大きさについても比較してみます。各グレードごとの室内サイズは、 以下のとおりです。

 XGXLXC
全長1,770mm1,795mm1,795mm
全幅1,300mm1,300mm1,300mm
全高1,200mm1,200mm1,200mm

全幅・全高は全グレードで同じですが、全長についてはエントリーグレードの「XG」のみ1,770mm。「XL」や「XC」よりも、25mm短いので注意してください。

安全機能を比較

現在、車を購入するときに予防安全機能はポイントのひとつになっています。ジムニーでは、スズキの予防安全機能「スズキ・セーフティー・サポート」を搭載。

以下は、グレードごとに搭載された予防安全機能の一覧です。

 XGXLXC
デュアルセンサーブレーキサポート
(ATのみ)
誤発進抑制
車線逸脱警報
ふらつき警報
ハイビームアシスト
先行車発進お知らせ
標識認識
クルーズコントロールシステム××

クルーズコントロールシステムは、上級グレードの「XC」のみ搭載。それ以外の予防安全機能は、3グレードとも搭載されています。そのためクルーズコントロールが必須の方は、「XC」の一択となります。クルーズコントロールシステムは、設定した速度(約45km/h〜100km/h)を自動的に維持する機能です。

DAMD仕様

燃費を比較

燃費は、車を購入するときにもっとも気になるポイントのひとつです。ジムニーはグレードごとに燃費はどう違うのでしょうか? WLTCモードでの燃費を比較してみます。

グレードトランスミッション燃費(WLTC)
XG5MT16.6km/L
XG4AT14.3km/L
XL5MT16.6km/L
XL4AT14.3km/L
XC5MT16.6km/L
XC4AT14.3km/L

ジムニーでは、グレードごとの燃費の違いはありません。3グレードとも同じ燃費です。

ただし、トランスミッションによる燃費は違いがあります。マニュアル(MT)は16.6km/L、オートマティック(AT)は14.3km/Lで、マニュアル車のほうが燃費が良いです。

その他の違いについて

ジムニーのグレードごとの違いとして、ほかに収納などのユーティリティーに違いがあります。グレードごとのおもなユーティリティーの搭載状況を、以下のようにまとめてみました。

 XGXLXC
キーレスプッシュスタート
システム
×
電動格納式
リモコンドアミラー
×
運転席・助手席
シートヒーター
×
ステアリングオーディオスイッチ××
撥水加工ファブリックシート表皮×
左右独立式リヤシート
リクライニング機構
×
シングルフォールディング
リアシート(5:5分割式)
×
リアシートヘッドレスト×
ラゲッジボックス×
アルミホイール××

エントリーグレードである「XG」は、やはり装備は充実していません。しかし人によって必要な機能は異なります。搭載される機能や装備を確認し、それぞれ必要なものかどうかを判断してグレードを選んでください。

まとめ

ジムニーのグレードを比較してみました。機能や装備の充実度と、価格面のバランスがよい中間グレードの「XL」はおすすめです。

しかし、それぞれこだわる点、必要な機能や装備は違います。ご自身の必要なものは何なのかを整理し、ご自身の条件に合うグレードを選択するのが一番です。ジムニーの購入を検討する際に、ぜひこの記事を参考にしてください。

この記事を書いた人

渡辺
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