「ファミリーに最適!フリードとシエンタの徹底比較|デザイン・燃費・安全性能を解説」
ホンダ フリードは、ファミリー層に高い支持を得ているコンパクトミニバンです。優れたデザイン、快適な室内空間、高い燃費性能を備え、日常から長距…
2024年10月28日
軽自動車の中でも人気の高い、スライドドア装備のハイトワゴンと呼ばれる2台を比較してみます!
過去にも「スペーシアカスタムvsタントカスタム」や「N-BOXカスタムvsタントカスタム」などカスタム車同士の比較をしてきましたが、
今回は新型N-BOXと新型スペーシアを比較します。
「広い室内がいいな」「カッコイイデザインが好き」「軽自動車だけど高級な車に乗りたい」…そんな方はぜひご覧ください!
目次
メーカー小売希望価格¥1,801,800~
全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,790 mm
メーカー小売希望価格¥1,824,900~
全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,790 mm
旧型スペーシアの外装は、メッキが多く施されていてギラギラとしていました。
お客様からはよく「TOYOTAのアルファードっぽい」「やんちゃな車」といった感想を頂きます。
今まで比較で登場してきたN-BOXやタントと比較すると、一番メッキが使われている車両です。新型からこのようなデザインとなりましたが、新型になると落ち着いた親しみやすいデザインになりました。
対するN-BOXカスタムも同様に、旧型N-BOXカスタムと比較するとメッキは部分も少なくなりスタイリッシュなデザインになりました。
グリル部にピアノブラック塗装も施されているので、ギラギラしすぎていない上品な仕上がりとなっています。
スペーシアはLEDヘッドランプ&LEDフロントフォグランプが旧型同様標準装備となります。
N-BOXは9灯式LEDヘッドライトが採用されていて、シーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)も旧型同様装備されています。
スペーシアのナンバーは車用右側に位置していますが、N-BOXは旧型では中央に設置されていましたが新型からは右側に移動しました。
スペーシアもNーBOXものタイヤサイズは165/65R14となっていますがターボになってくると車両共165/55R15となります。
両車共にカスタムはアルミホイールが装着されています。
スペーシアカスタムのカラーは、モノトーン7種類、ツートンカラー4種類の中から選択できます。
N-BOXカスタムはモノトーン6種類、コーディネートスタイル3種類から選択することが可能です。
スペーシアカスタム
ドアノブにもメッキ加飾されていて、フロントデザインに合わせてあり統一感があります。
そして今回ご紹介のスペーシアはマイルドハイブリッドですので、ハイブリッドのエンブレムもついています。
【マイルドハイブリッドとは??】
減速時のエネルギーを利用して発電し、加速時にその電力を活かしてエンジンをアシストすることによりさらなる燃費向上を実現するシステムです。
メッキのドアノブはN-BOXも同じですが、鍵の開閉にポイントがあります。
N-BOXの鍵を閉める時はドアノブに設置されたボタンを押しますが、開ける時はスマートキーを携帯していれば前席ドアハンドルに手をかざすだけで開けることができます。
ちなみにN-BOXには後席ドアノブにボタンが装備されていません。
お子様が乗り降りされる場合にボタンがほしいという声もたくさん頂きますが、大人の小指をひっかけるだけで開けられるので、ボタンが無くても便利なのではないかと思います。
それでもボタンを装備したい!という方は、オプションで付けることができますので、車両購入時にご相談下さい。
スペーシアの内装は黒で統一されていて、本革ステアリングが装備されているので高級感があります。
対するN-BOXのステアリングはウレタンタイプなので、質感はスペーシアカスタムの方が断然高く感じます。
スペーシアはエアコンルーバーも特徴的な形をしていて、ドライバーの顔や体に直接風が当たるのを防いでくれる丸型。不快感や目の渇きを抑えられるような風量&風向き調整ができます。
N-BOXの内装は全体的に暗く感じました…スペーシアと比べて天井の色が暗い為かもしれませんが、色が暗い事により少し狭く感じます。
スペーシアといえば!助手席前に設置された引き出しと、シートアンダーボックスですね。
たくさん良い装備がされているカスタムグレードの2台ですが、スペーシアは収納が多い印象です。
旧型N-BOXのグローブボックスが非常に狭いのが気になりました…
が、新型になり収納スペースが大幅にアップ!!
しかし両車の収納を比べると、物を置けるのはN-BOX、物を納められるのはスペーシア、といった印象はかわらずですかね。
スペーシアシリーズのバイザーは非常に大きく、小さめのまな板ほどのサイズがあるのが毎回気になります…
スペーシアのルームランプはオレンジでしたが、N-BOXルームランプは白色(LED)なので、暗い車内も見えやすいと思います。
スペーシアの最大の特徴は、両側パワースライドが装備されていることです。
ドアハンドルのスイッチを押すだけで自動で開閉してくれるので非常に便利です。
N-BOXは片側のみパワースライドドアとなっていて、運転席側は手動タイプです。
しかし軽々と開けることができます。
メーカーオプションに両側パワースライドドアの設定があります。
スペーシアの後席も高級感のある材質となってて、シート位置を一番後ろまで下げて乗り込んでみると、男性でも余裕スペースがありました。
室内高は141cmあるので、頭上空間がかなり広く開放的なのもスペーシアの特徴です。身長148cmのスタッフは車内でほぼ立つことができます。
スペーシアの後席にはスリムサーキュレーターが装備されています。
室内の空気を効率よく循環させてくれるので、室温全体を均一にキープしてくれます。コンパクト設計なので室内の広さを損なうこともなく設置されています。
両車共にシートバックテーブルとロールサンシェードを装備。後席でも快適にドライブを楽しめるようになっています。
N-BOXは地上高が低いので乗り降りしやすいです。座席の位置も通常より低く感じるのは、燃料タンクが前方にあるためです。
通常、燃料タンクは後部座席の下に設置されていることが多いのですが、前席の下に設置することにより、後席の広々とした空間と乗り降りのしやすさを作り出しているそうです。
N-BOXの後席は「チップアップ&ダイブダウン機構付きスライドリアシート」となっているので、座席の方のレバーを引いて前に倒すだけでシートが沈み込みます。
戻す時も、沈み込んだシートを持ち上げるだけで上がるので、レバーの操作が必要ありません。とても簡単に操作できるので便利です。
そしてN-BOX…内装が黒いのでめちゃくちゃ暑い!!
スペーシアのリアシートをMAXまで下げた状態ですと、荷室空間はほぼありません。
人が乗ることを優先して設計されているのではないかと思います。
シートの操作はかんたんで、レバー1つで前後移動できたり、ヘッドレスト横のレバーを引くだけで背面を倒すことができるのもポイント。
そしてシートアレンジをしてみるとほぼフラットになるのも特徴です。寝れるレベルでフラットになります。
自転車が載せ降ろしやすい設計となっています。
スペーシアの地上高は510mm。
N-BOXの荷室も、シート前に移動すればスペース確保できるところはスペーシアと同じです。
しかし地上高は470mmとスペーシアより低いので、荷物の載せ下ろしはN-BOXの方がしやすそうです。
「どっちも同じでしょ?」と思われがちなカスタム車ですが、比較してみると違いがあることがお分かり頂けたかと思います。
それぞれ良さがありますので、ぜひサコダ車輛までお越し頂き、実際に車両を比較していただければと思います!
サコダ車輌ではたくさんの軽自動車を展示中。今回紹介したお車以外にもたくさんの車両並べております。