特別仕様車の”Jスタイル”と”クロムベンチャー”のそれぞれの違いを解説!
世界の自動車業界全体で、近年大きなトレンドとなっているSUV。
今回は大人気SUVシリーズから、
DAIHATSU「タフト」とSUZUKIの「ハスラー」にフィーチャーして、2台の違いをご説明します!
今回ご用意した2台とも、特別仕様車となっております。
細かなデザインの違いや装備、いったいどんな所に違いがあるのでしょうか。
車両を紹介する前に…
「SUV」ってよく聞くけど、いったいどんな意味?
とお思いの方に、車両紹介の前にカンタンにご説明させていただきます。
SUVとは、
『S…スポーツ』
『U…ユーティリティ』
『V…ビークル』
の略で、雪道やぬかるみなどの悪路でもスポーティな走行が可能な車両のことです。
★紹介車種★
今回比較する車両はどちらも『特別仕様車』です。
目次
DAIHATSU タフト Gクロムベンチャー
動画で使用した車両のカラーは「サンドベージュメタリック」です。
・全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,630 mm
・フロントガーニッシュ…通常価格¥29,678
メッキドアアウターパネル…通常価格¥32,890
シルバーアンダーガーニッシュ…通常価格¥30,756
これらのオプションパーツをすべて付けると合計金額が13万円相当かかりますが、
特別仕様車にすると、これらのパーツをつけて約6万円ほどの差額で乗り出し可能となり、かなりお買い得なのが特徴です!
SUZUKI ハスラー JスタイルⅡ
紹介車両のカラーは「ブルーイッシュブラックパール×ピュアホワイトパール」です。
※こちらのJスタイルはツートンカラーのみの設定です。
(G・Xグレードにはツートンカラーとワンカラーの設定があります)
・全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,680 mm
・フロント部分の「HUSTLER」のロゴはJスタイルのみの設定です。
●ちなみにハスラーは2022年5月23日にマイナーチェンジされました。
このマイナーチェンジにより
①全車追従機能付きクルーズコントロール
②車線逸脱抑制機能を搭載(ハスラー全車装備)
③GグレードのターボにLEDヘッドランプを追加
という3点が追加されました。
外装からチェック!
2台の外装、どんなところに特徴や差があるのか確認していきたいと思います。
●ロゴやヘッドライト
タフトはフロント部分に「TAFT」と刻印されたメッキグリルが装備されているので、とても迫力がありカッコいい印象を受けます。
ヘッドライトにもメッキの装飾がされているのでクールな仕上がりとなっています。
対するハスラーは、シンプルでデザイン性のあるロゴがあり、丸みのあるボディラインに丸目ヘッドライトなので、柔らかく可愛らしい、女の子ウケするキャッチーなデザインとなっています。
●ワイパー取り付け部にも差がありました。
通常の車両はワイパー付け根部分に雨水を受けるためのくぼみがあり、黒色に設定されていることが多いのですが、
タフトはそのくぼみを極力なくし、なおかつボディ同色にすることでボンネットが大きく長く見えるようになっています。
ここがタフトが迫力があってワイルドに見えるポイントの1つですね。
ちなみにハスラーは、従来通りの黒色で雨水を受け流すためのくぼみがあります。
●フォグランプ
ご紹介している特別仕様車の2台共にフォグランプが搭載されていますが、
こちらはハスラーのほうが大きめで迫力があります。
タフトのフォグランプは小さめではありますが、ライト上部にコーナーセンサーが付いています。
衝突防止機能はどの車両も標準でついていることが多いですが、コーナーセンサー付きの車両は軽自動車ではまだまだめずらしいので嬉しいポイントです。
障害物が近づくとアラームで知らせてくれるので、車両を擦りにくくなり安心ですね。
●ルーフ
両車共にルーフレールが取り付けられていますが、ルーフレールのサイズはハスラーの方が大きく長いです。
タフトは短く小さめで、後方にしかルーフレールがありません。
これはガラスルーフがあるため、ガラスルーフを邪魔しないようにするためにこのような設計になっているそうです。
運転席周りをチェック!
両車共にエンジンもかけてメーターのインフォメーションを確認!
2台とも液晶表示でかっこよくおしゃれです。
エンジンスタート時はどんな表示がされるのか、ぜひ動画も観てチェックしてみてください!
●タフトの運転席
・電子パーキングブレーキ&オートブレーキホールド付き!
こちらはスズキの車両にはまだ取り入れられていないシステムで、時代先駆けの装備です。
とっても快適で安全で大事なシステムなので、詳しくご説明します!
【電子パーキングブレーキとは?】
従来の手で引いたり足で踏んだりするサイドブレーキを、指先だけで簡単に操作可能にしたシステム。一定条件のもとに自動でかけることも可能です。
これによりペダルを設置する必要がないので、運転席の足元がスッキリしました。
【オートブレーキホールドとは?】
スイッチを押すと、ブレーキペダルから足を離しても、ブレーキランプを点灯させてブレーキもかけてくれるものです。
渋滞時や信号待ちなどで使用するのととても便利です。
しかし!タフトの場合、この電子パーキングブレーキとブレーキホールドを設置することによりデメリットが出てしまいました…
それは、助手席への移動ができなくなったこと!
軽自動車といえば、助手席とつながっていて移動できるというのが従来のスタイルでしたが、
運転席と助手席の間に電子パーキングとブレーキホールドのスイッチが設置されたことにより、助手席への移動が簡単にできなくなりました。
そのため従来のスタイルになれてしまっていると、少し不便に感じるかもしれません。
・パネルスイッチ
USBソケットが2つ、シガーソケットが1つ搭載されています。
他、運転席と助手席のシートヒーターも装備されていて、オートエアコンも装備されているので、スマートフォンの充電や冬の寒さ対策などもばっちりで快適便利空間となっています。
・タフトといえば…ガラスのルーフ‼
前席の頭上に大きく広がる「スカイフィールトップ」という名のガラスルーフが付いていて、シェードを開けると開放感抜群!
紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカット機能もついています。
●ハスラーの運転席
・足元に違いが!
タフトのように電子パーキングやブレーキホールドなどの電子制御スイッチがついていないので、ペダルで操作するサイドブレーキタイプにもかかわらず、パネルや足元はとてもスッキリとしています。
なので、助手席への移動もらくらく!
運転席と助手席の間にドリンクホルダーとフロアコンソールがついています。
ちなみにこのドリンクホルダーだけでなく、インパネのガーニッシュのカラーは特別仕様車のみの「チタニウムグレー」というカラーを使用しています。
・エアコンがすごい!
タフト同様、運転席・助手席共にシートヒーター搭載。もちろんオートエアコンもついているのですが、「ナノイーX」搭載のフルオートエアコンが搭載されています!
【ナノイー(nanoe)とは?】
パナソニック株式会社の商標です。
nano-technology+electricから生まれた言葉で、空気中の水分を集めて高電圧を加えることで生成される『水に包まれたナノサイズの微粒子イオン』を発生させることができるシステム。
除菌や消臭、菌やウイルスやカビの抑制、アレル物質であるダニや花粉なども抑制するだけでなく、美肌・美髪効果もあります。
・インパネアッパーボックス
助手席前には扉付きの収納があり、扉を開けるとMAX1.5㎏までの荷物も載せられるテーブルに早変わり!ドライブスルーで購入したものを食べたりする時に活躍しそうですね。
・助手席シート下の収納も忘れずにチェック‼
スズキ車特有の装備で、助手席の座面にある紐を引くと、座面が開いて収納が出てきます!
しかも取っ手付きの収納で着脱可能なので、お買い物時や自宅時の荷物持ち運びに大活躍します。
スズキの車両に乗っているのに、この収納に気づかないまま車両を下取りに出される方も多いのですが、使わないともったいないぐらい超便利ですよ!!
今回のご紹介はここまで!
実はこの2台の比較、まだまだ続きます…!
今回ご紹介しきれなかったシートアレンジや乗り心地などは、続編動画で徹底比較しています!
第二弾では、実際どのくらいの室内空間なのかを乗り比べていきますので、
続きが気になる方は、第一弾の動画と共に、第二弾動画もぜひチェックしてみてください!!