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「タント」と「N-BOX」はどっちがいい?人気の軽トールワゴンを徹底比較!

ダイハツの「タント(Tanto)」とホンダの「N-BOX(エヌ・ボックス)」。どちらも「トールワゴン」「スーパーハイトワゴン」と呼ばれる軽自動車で、人気車種です。

しかしどちらも同じジャンルの車ですので、違いが分かりにくいかもしれません。そこで、タントとN-BOXについて価格やボディーサイズ、燃費、安全装備などを比較してみました。車選びの際に、参考にしてください。 なお、2022年2月時点の情報にもとづいて比較しています。

タントとN-BOXについて

タントとN-BOXを比較する前に、両車種の概要を見てみましょう。

タントの特徴

タントはダイハツが製造している軽自動車です。2003年に発売されました。その後、2007年12月と2013年10月、2019年7月の3度フルモデルチェンジが実施されています。2022年2月現在のタントは、四代目。車名はイタリア語で「とても広い」「たくさんの」という意味の単語「tanto」と、日本語の「たっぷりと」という意味の単語「たんと」が由来です。

タントには「タント」と「タントカスタム」があります。タントカスタムは、タントよりも精悍な外装デザインと高級なインテリアになっているのが特徴です。

N-BOXの特徴

N-BOXは、ホンダが製造している軽自動車です。2011年12月に発売されました。その後、2017年8月にフルモデルチェンジが行われています。2022年2月現在販売されているN-BOXは、二代目です。なおN-BOXにはタントと同じように、スタイリッシュな外観と上質なインテリアを備えた「N-BOXカスタム」があります。

車名の「N」の由来は、ホンダ初の軽自動車である「N360」にちなんでおり、初心に返って軽自動車をつくるという意味です。ほかに「New(新しい)」「Next(次世代)」「Nippon(日本)」「Norimono(乗物)」の頭文字でもあります。N-BOXの「BOX(箱)」は、箱形のボディースタイルから取られました。ホンダではN-BOXのほかに「N-ONE」や「N-WGN」「N-VAN」などの「N」が付く車種もあり、人気です。

価格帯で比較

タント(タントカスタム含む)の価格帯は、およそ124万〜197万円。それぞれのグレードで、2WD(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が設定されています。またガソリン車(レギュラーガソリン使用)のみの設定で、ハイブリッドモデルの設定はありません。トランスミッションは、すべてのグレードでCVTです。

ただし、最安の124万円である「L スマートアシスト非装着車(2WD)」は、安全装備がほとんど付いていません。タントのもっともベーシックなグレードは安全装備の付いた「L」となります。

N-BOXの価格帯は、約144万〜225万円。全グレードで、トランスミッションはCVTになります。また全グレードともガソリン車(レギュラーガソリン使用)で、ハイブリッドモデルはありません。各グレードで、FF(前輪駆動)と4WDが設定されています。

タントとN-BOXのもっともベーシックなグレード、タント「L」とN-BOX「G」の価格を比較してみましょう。

車種・グレード駆動方式価格(税込)
タント・L2WD1,342,000円
タント・L4WD1,468,500円
N-BOX・GFF1,448,700円
N-BOX・G4WD1,581,800円

比べてみると、タントのほうが12万円ほど価格が安いです。

ボディーサイズを比較

タントとN-BOXのボディーサイズを比較してみましょう。

もっともベーシックなグレードであるタントの「L(2WD)」とN-BOXの「G(FF)」で比べてみます。

 タント L(2WD)N-BOX G(FF)
全長3,395mm3,395mm
全幅1,475mm1,475mm
全高1,755mm1,790mm
室内長2,060mm2,240mm
室内幅1,350mm1,350mm
室内高1,370mm1,400mm
ホイールベース2,460mm2,520mm
最低地上高150mm145mm
車両重量880kg960kg
最小回転半径4.4m4.5m
乗車定員4人4人

全長・全幅はどちらも同じですが、高さはN-BOXのほうが高いです。また室内に関しては室内長・室内高がN-BOXのほうが大きめ。室内はN-BOXのほうが少し広いといえるでしょう。 そのぶん、タントのほうが重量が軽く、ホイールベースが短め。最小回転半径もわずかにタントの方が小さいです。タントの方が小回りが利くといえます。

シートアレンジ・荷室を比較

シートアレンジに関してはタントのほうが豊富で、使い勝手がいいです。

タントのシートアレンジ機構は「ミラクルウォークスルーパッケージ」と呼ばれています。タントでは助手席側の前後ドアのあいだにピラー(柱)がない「ミラクルオープンドア」を採用。助手席側ドアと、そのうしろ側のスライドドアを両方開けると、なんと最大1,490mmのとても大きな開口部が出現します。

ミラクルオープンドアを最大限生かすシートアレンジ機構が、ミラクルウォークスルーパッケージです。たとえば、助手席側のミラクルオープンドアから荷物や赤ちゃんを抱えたまま乗車し、荷物や赤ちゃんを置いたあと、そのまま室内をウォークスルーして運転席へ移動して座るといった使い方もできます。

シートアレンジはタントの方が豊富ですが、荷室(ラゲッジルーム)はN-BOXの方が使い勝手がいいです。

N-BOXでは「チップアップ&ダイブダウン機能付スライドリアシート」を搭載しています。これにより、簡単な操作でシートをスライドさせたり、格納したりできるのです。もともと広い室内空間のN-BOXなので、リアシートを格納するととても広い荷室を確保できます。

燃費を比較

車を選ぶ際に気になる点のひとつが、燃費ではないでしょうか。そこで、タントとN-BOXの燃費を比較してみます。 タントのグレードごとの燃費は、 以下のとおりです。

グレード駆動方式燃費(WLTCモード)
L(スマートアシスト非装着車)2WD21.0 km/L
L(スマートアシスト非装着車)4WD20.0 km/L
L2WD21.0 km/L
L4WD20.0 km/L
X ”スペシャル”2WD21.0 km/L
X ”スペシャル”4WD20.0 km/L
X2WD20.0 km/L
X4WD20.0 km/L
Xターボ2WD20.0 km/L
Xターボ4WD18.8 km/L
カスタムX2WD21.0 km/L
カスタムX4WD20.0 km/L
カスタムX “スタイルセレクション”2WD21.0 km/L
カスタムX “スタイルセレクション”4WD20.0 km/L
カスタムRS ※ターボ2WD20.0 km/L
カスタムRS ※ターボ4WD18.8 km/L
カスタムRS “スタイルセレクション” ※ターボ2WD20.0 km/L
カスタムRS “スタイルセレクション” ※ターボ4WD18.8 km/L

続いてN-BOXのグレードごとの燃費は、 以下のとおりです。

グレード駆動方式燃費(WLTCモード)
GFF21.2km/L
G4WD19.8km/L
LFF21.2km/L
L4WD19.8km/L
G・スロープFF21.2km/L
G・スロープ4WD19.8km/L
EXFF21.2km/L
EX4WD19.8km/L
L・スロープFF21.2km/L
L・スロープ4WD19.8km/L
L・ターボFF20.2km/L
L・ターボ4WD19.0km/L
Custom LFF21.2km/L
Custom L4WD19.8km/L
L コーディネートスタイルFF21.2km/L
L コーディネートスタイル4WD19.8km/L
EX・ターボFF20.2km/L
EX・ターボ4WD19.0km/L
Custom EXFF21.2km/L
Custom EX4WD19.8km/L
L・ターボ コーディネートスタイルFF20.2km/L
L・ターボ コーディネートスタイル4WD19.0km/L
Custom 特別仕様車 L STYLE+ BLACKFF21.2km/L
Custom 特別仕様車 L STYLE+ BLACK4WD19.8km/L
L・ターボ・スロープFF20.2km/L
L・ターボ・スロープ4WD19.0km/L
L・ターボFF20.2km/L
L・ターボ4WD19.0km/L
Custom L コーディネートスタイルFF21.2km/L
Custom L コーディネートスタイル4WD19.8km/L
Custom L・スロープFF21.2km/L
Custom L・スロープ4WD19.8km/L
Custom EX・ターボFF20.2km/L
Custom EX・ターボ4WD19.0km/L
Custom 特別仕様車 L・ターボ STYLE+ BLACKFF20.2km/L
Custom 特別仕様車 L・ターボ STYLE+ BLACK4WD19.0km/L
Custom L・ターボ コーディネートスタイルFF20.2km/L
Custom L・ターボ コーディネートスタイル4WD19.0km/L

燃費に関しては、タントとN-BOXはほぼ互角と考えていいと思います。

安全装備で比較

どの自動車メーカーも安全装備には、力を入れています。少しでも安全に運転ができるようにサポートしてくれる機能があれば、普段の運転も安心して行えます。 ダイハツの安全装備システムは「スマートアシスト」、ホンダは「ホンダ・センシング」として、両社とも安全装備に力を入れています。そこで、タントとN-BOXの安全装備について比較してみましょう。

まずは、タントの安全装備です。

  衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者 昼夜)衝突警報機能(対車両・対歩行者 昼夜)ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)車線逸脱抑制制御機能車線逸脱警報機能路側逸脱警報機能ふらつき警報先行車発進お知らせ機能標識認識機能(進入禁止、最高速度、一時停止)※AHB(オートハイビーム)※ADB(アダプティブドライビングビーム)※サイドビューランプ ※全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)※LKC(レーンキープコントロール)パノラマモニタ ※スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)※コーナーセンサー(フロント2個、リヤ2個)※CTA(コーナリングトレースアシスト)※  

なお「L スマートアシスト非装着車」グレードは、安全装備がほとんど付かないグレードなので、上記表の対象外にしています。また、※印のものはグレードによって設定されていなかったり、オプションになったりします。

続いて、N-BOXの安全装備は 以下のとおりです。

  衝突軽減ブレーキ(CMBS)後発進抑制機能歩行者事故低減ステアリング路外逸脱抑制機能渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)写真維持支援システム(LKAS)先行車発進お知らせ機能標識認識機能後方後発信抑制機能オートハイビームパーキングセンサーシステム  

N-BOXよりもタントの方が、安全装備が充実しています。ただしタントの場合、主要な装備以外は全グレードに設定されていません。グレードによっては安全装備が少ないものや、オプションによる装着になったりするものがあります。 いっぽうN-BOXは、すべての安全装備が全グレードに設定されている点が魅力です。

まとめ

人気のハイトワゴン系軽自動車のダイハツ・タントとホンダ・N-BOXを比較してみました。

比較してわかった特徴をまとめると、 以下のとおりです。

  • 価格はタントの方が少し安い
  • 車体はN-BOXのほうが35mm大きいが、タントのほうが最小回転半径が小さく小回りが利く
  • 室内は​​N-BOXのほうが少し広い
  • シートアレンジはタントの方が多彩で使い勝手がいいが、荷室はN-BOXの方が広い
  • 燃費は両車種ともほぼ同じ
  • タントは安全装備が多彩で充実しているが、基本装備以外はグレードにより設定されていないものがある
  • N-BOXの安全装備はタントよりも種類が少ないが、全グレードに同じ安全装備が設定されている

小さな子供がいる家族などでは、シートアレンジが便利なタントの方がおすすめでしょう。いっぽう、買い物やアウトドアなどで荷物をたくさん積むことが多い場合は、室内が広く荷室の使い勝手のいいN-BOXのほうがおすすめです。 タントやN-BOXの購入を検討するとき、ぜひ参考にしてください。

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