都会派vs冒険派!N-BOX JOYとデリカミニ、個性際立つ軽スーパーハイトワゴン対決
今や軽スーパーハイトワゴンもSUVスタイルがトレンド。ホンダ「N-BOX JOY」と三菱「デリカミニ」は、軽自動車の枠を超えたデザインと機能…
2024年11月16日
今回は、三菱デリカミニ T Premiumの使用感について、詳細なインプレッションをお届けします。気に入ったポイントと、使用で感じた少し惜しい点についても触れていきます。
まず、デリカミニの最も魅力的なポイントは、その外観とパッケージングです。
この車は、見た目から惚れ込んで購入したという方も多いのではないでしょうか。
特に、ルーフレールや車高の高さが、日常的な利便性を向上させています。
例えば、コンビニの駐車場などでフロントリップを擦るリスクが少ないのは、非常に助かる点です。
樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバックとなっておりアウトドアにはもってこい。また、運転席周りにはドリンクホルダーが多数配置
中央には折りたたみ可能なトレー付きのドリンクホルダーも備えられています。
これにより、日常の使い勝手が格段に向上し、車内での快適さが増しています。
助手席の下にはアンダートレイがあり、さらにその下に車検証を収納できるスペースも設けられている点は、非常に実用的です。
デリカミニのインフォテイメントシステムも、非常に充実しています。
アナログメーターや中央のマルチインフォメーションディスプレイは、ドライバーに必要な情報を的確に提供します。
また、運転支援機能も優れています。
全車速域で作動するアダプティブクルーズコントロールや、レーンキープアシストが標準装備されており、長距離ドライブでも安心して運転できるよう配慮されています。 特に、アダプティブハイビームは、先行車や対向車を自動で検知し、必要な部分のみを照らすことで、夜間の運転をより安全にします
走行性能についても、デリカミニは非常に優れています。
特に4WDモデルは、安定感があり、骨太な走りを実現しています。
ステアリングフィールも非常にしっかりしており、N-BOXやスペーシアと比較しても遜色ないレベルです。 また、専用のタイヤやサスペンションセッティングにより、走行時の安定性が向上している点も評価できます
しかし、デリカミニにもいくつか惜しい点があります。
まず、スライドドアの予約ロック機能がない点は、日常使用でストレスを感じることがあります。
他の競合車種には標準で装備されている機能だけに、デリカミニにも是非搭載して欲しいところです。
また、コールドスタート時のエンジン音がやや大きく、冬場の初動で少し気になることがあります。
さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応していないことも残念なポイントです。
運転席にUSBポートがなく、カープレイが使えないのは、現代の車としては不便に感じる部分です。 この問題を解決するには、追加でオプションを購入する必要がありますが、その費用がやや高額であるため、少し残念です
全体として、三菱デリカミニ T Premiumは、非常に満足度の高い軽自動車です。
外観のデザインや収納の豊富さ、運転支援機能の充実度など、日常の使用において非常に便利で快適な車です。
もちろん、いくつかの改善してほしい点はありますが、それを上回る魅力がこの車には詰まっています。
日常の足として、また長距離ドライブでも安心して乗れるこの車は、今後も長く付き合っていきたいと思える一台になるでしょう。
購入を検討している方には、ぜひ一度試乗して、その魅力を体感していただきたいと思います。
デリカミニの購入を考えている方にとって、このレビューが参考になれば幸いです
車選びは、実際に乗ってみて初めてわかることが多いので、気になる車があればぜひサコダに足を運んでみてください。
そして、あなたのカーライフがより充実したものになることを願っています。