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【意外と知らない?】2023年7月3日から車検ステッカーの貼り付け位置が変わりました!指定場所に貼っていないとどうなる?貼り方もご紹介!

車を所有していると必ず受けないといけない「車検」ですが、

「車検」を受けることで発行される「検査標章」…いわゆる「車検ステッカー」の貼る位置が変わりました!

ニュースなどでも取り上げられているのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、

意外と知らない方も多いのでは?と思い、今回は車検ステッカーをテーマにお送りしたいと思います!

車検ステッカーの目的や役割は??車検ステッカーに関するよくある問題や疑問を解説していきます!

車検ステッカーの役割

車検ステッカーとは…車検の有効期限が満了する時期が記載されている四角いシールのことです。

正式名称は『検査標章』と言います。

検査標章に似た「点検整備済みステッカー」もある

車検満了日を間違えて「もうすぐ車検の時期なのですが…」と問い合わせが来ることがよくあります。

フロントガラスにはもう一つ、車検ステッカーと勘違いされやすいステッカーが貼られているのですが、

それは、丸いステッカーの「点検整備済みステッカー」です。

次回の定期点検整備を実施する年月が記載されているステッカーで、通称ダイヤルステッカーと呼ばれています。

こちらのステッカーは、ほとんどの車両が車両左側上部のフロントガラスに貼り付けられているかと思います。

【定期点検整備とは??】

年に一度行う法定点検のこと。12ヶ月点検という言い方もするので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

そして車を所有されている方は、年に一度受けているのではないかと思います。

ダイヤルステッカーの見方ですが、フロントガラスの外側から見ると読むことができます。

●丸いシールの中央に記載されている大きな数字が次回の定期点検整備の年(和暦表記)です。

●大きな数字の周りに書かれている小さな数字は月を表していて、背景色が白くなっている数字が次回の定期点検整備を行う月を表しています。

このダイヤルステッカーは大きくて目立つ上に年月日も記載されているので、

この丸いステッカーを見て「やばい!車検の期日だ!!」と慌ててサコダ車輛へ問い合わせされる方も多いのですが…

こちらのダイヤルステッカーは”定期点検(12ヶ月点検)の整備を実施した”ことを表すもの。

車検(24ヶ月点検)の期日ではありませんのでお間違えのないようにご注意下さい!

車検の期日が記載されているのは四角いステッカー、

丸いステッカーは12ヶ月点検のステッカーと覚えて下さいね♪

車検ステッカーの貼り付け位置

今まではどこに貼っていた??

フロントガラスの内側・上部中央に貼り付けられていました。

今までは前方から見やすい位置とのことでこの上部中央に貼り付ける事が義務付けられていましたが、2023年7月3日から変更されました!

今後はどこに貼り付ける?

「前方かつ運転者に見やすい位置」に変更になりました。

そのため、運転席側の右上部に貼り付けることが義務付けられました。

(左ハンドルの車両は運転席側の左上部となります)

車検ステッカーの見方

今回貼り付けのために用意したステッカーの場合、右側の黄色い部分に記載されている”8年8月21日”が車検満了日となります(和暦表記)。

右側のステッカーの数字は、車両外側から見てわかるようにするためのもので、丸でかこまれた数字が満了年、その下の数字が満了月を表しています。

そのため、日付まで確認したい場合は車両の中からステッカーを見る必要があります。

貼り付け位置が変更された理由は??

車検の受け忘れを防ぐためです。

以前の上部中央でも見やすかったですが、ステッカーは運転手に車検の期日を知らせる役目もあるので、より視界に入りやすいよう工夫されました。

貼っていないとどうなる??

車検ステッカーを貼らずに公道を走行してしまった場合…

道路運送車両法66項の違反となります!!

50万円以下の罰金の罰則が科せられますのでご注意下さい!

車検証の形も変わりました!

最近ご納車された方はもうご覧になっているかと思いますが、A6サイズのものに変更されました!

以前までは、A4サイズの台紙に登録日や所有者の名前、住所、車検の満了日などなど…個人情報がたくさん記載されていたものでした。

しかし2023年1月から車検証が電子化されていて、新しい車検証はA6サイズの台紙にシールタイプのICタグが貼り付けられています。

新しい車検証の台紙に記載されるのは”使用者の氏名又は名称”と”車両識別符号(車両ID)”のみとなり、その他の情報はICタグで管理されます。

車両識別符号(車両ID)は今までのA4タイプの車検証には無かったもので、電子化に伴い新たに付与された番号です。

ICタグでの管理に変わる事により、電子車検証の券面には有効期限や使用者住所、所有者情報が記載されなくなります。

今後ユーザーや関係事業者は、情報読み込み専用のアプリ「車検証閲覧アプリ」を使用して、ICタグを読み込んで満了日を確認しないといけなくなります。

https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/user/application/

そのため車検ステッカーを見ればすぐに車検満了日が確認できるという事は、非常に大きいのではないかと思います。

車検ステッカーの貼り方

車屋さんで車検を受け、後日ステッカーが届いてご自身でステッカーを貼り付けていただくケースも多いかと思いますので、車検ステッカーの貼り方もお伝えします。

まずは透明なシールと黄色いシールを貼り合わせます。

やり方は簡単!

1:黄色いシールの台紙を山折りにします。山折りにするミシン目①があるのでそれに沿って折るだけなので簡単にキレイに折れます♪

2:次に透明シールの方に谷折りします。

こちらも、谷折りのミシン②にあわせて折るだけです。

そうして透明シールの四角い点線枠にあわせて黄色シールの右側半分を重ねて貼ります。

3:ミシン①で折った左半分を引っ張ると黄色いシールをはがすことができるので、残り左半分も透明シールに貼り付けることができます。

4:あとは合体したシールをフロントガラスに貼り付けるだけ!

この時もミシン③に沿って山折りすると貼り付けやすくなりますが、フロントガラスへの貼り方は人それぞれかと思います。

スタッフの場合の貼り方は、上半分を山折りする方法です。

こうすることでフロントガラス上部にあわせて貼り付けることができるので、歪まずまっすぐに貼り付けやすい方法です♪

シール合体方法など貼り付け手順は、ぜひ動画でもご確認下さいね♪

実際に貼り付けてみると…

運転席側にあるほうが目に付きやすいので、確認しやすくすぐわかるので便利そうです。

以前までの中央上部にあっても良かったとは思いますが、

最近の車両は安全性能がアップしたことにより、人や物を検知するカメラがフロントガラス中央上部に取り付けられていることが多いので、そのカメラの下に車検ステッカーを貼り付けると「視界の妨げになるな〜」なんて思った方も多いと思います。

数年前まではフロントガラスに何も取り付けられていないことがほとんどでしたが、今はドライブレコーダーやETCの普及により、フロントガラス中央上部は大渋滞…ステッカーの貼り付け位置に悩んだ方も多いのではないでしょうか。

今回の変更によりそういった悩みも解消されてスマートになり、確認しやすく目立つ位置になったのではないかと思います。

最近ステッカーを貼った方へ

車検ステッカー位置変更前に車検を受けてステッカーをフロントガラス上部中央に貼り付けている場合は、新しい位置への貼り替えは必要ありません!

次回の車検から、運転席側への貼り付けをお願いします。

しかし「つい最近車検を受けたのに真ん中に貼っちゃった…!!」という場合は貼り換えが必要です。

最寄りの運輸支局に足をお運び頂き、再発行の手続きをすると新しいステッカーがもらえます。

手数料が数百円かかる上に再発行手続きに時間を割くことになりますので、くれぐれも貼り付け間違えのないようにお願いいたします。

いかがでしたか??

車を所有している方は誰もが必ず目にする車検証ステッカー。

そして車を所有し続ける場合は必ず受けなければならない車検。

車検は法律で決められた義務なので、車を所有し続ける場合は誰しもが通る道だと思います。

車検を意識している方は多いかと思いますが、車検ステッカーについて詳しく調べる機会が少ないかと思い、今回ご紹介させていただきました。

そして今後も、今回のような車の気になるあれこれもご紹介していきたいと思っていますので、引き続きサコチャンネル&スタッフブログをよろしくお願いします♡

この記事を書いた人

渡辺
役職:WEB担当兼自動車/自動車保険アドバイザー 大学卒業後にサコダ車輌に入社。入社後は自動車アドバイザーとして100名以上のお客様の お車の悩みやご要望にお応えしてきました。皆様に安心安全で、楽しいカーライフを送っていただけるよう お客様第一で真心を込めた接客を心がけております!また、現在はお客様のクルマ選び、お車の悩み解決に お役立ていただけるよう最新の車情報やレビュー、お役立ち情報もお届けしています!
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