最も価格を抑えられるベースグレードってどんな装備があるの?
スズキの「スペーシア」とダイハツの「タント」の比較を行っていきます!!
スペーシアとタントはライバル車種と呼ばれており、広い室内空間やスライドドアが装備されているのが特徴となっております。
サコチャンネルでは、“カスタムグレード”や“人気のグレード”の比較動画をメインに撮影を行っておりますが、以前企画した“ミライース(ダイハツ)とアルト(スズキ)のベースグレードの比較”がなかなか好評でしたので、今回も最も価格帯の低いベースグレード同士で比較になります!!
スペーシアとタントが気になっている方、費用を出来る限り抑えたい方は、是非御覧いただければと思います。
予防安全機能 ・スマートアシストとは?
・・・車両に搭載した「ステレオカメラ」が周囲の状況を認識し、ドライバーの運転をサポート。ドライブをもっと安全安心に、もっと快適に。スマートアシストは現在販売中の車種の多くに搭載されています。
ステレオカメラはフロントガラスの中央上部に装備されます。
タントはモデルチェンジ後全てのグレードで安全性能が装備されました!!
スペーシアは安全性能非装着のグレードを選択いただくことも可能です。
安全性能非装着のグレードは装着者に比べて、82,500円お安くなります。
比較車輌のご紹介
今回比較する車両グレードは
「スズキ スペーシア HYBRID G ¥1,394,800-」と
「ダイハツ タント L ¥1,386,000-」です。
同等グレードの場合、タントとスペーシア(安全性能装着車)の価格差は8,800円とほとんど変わりはありません。
目次
●外装の特徴
【スズキ スペーシア HYBRID G】
スペーシアは四角く角ばったヘッドライトで、オレンジ色のハロゲンライトですがオプションでLEDライトに変更が可能です。
フロントグリルがメッキになっているのが特徴です。
今回ご紹介しているGグレード(ベースグレード)とXグレード(上級グレード)共にメッキが使用されているため、高級感がある印象です。
スペーシアのボディカラーは8色からお選びいただけます。
バックセンサーが装備されておりますが、前にもセンサーを付ける場合にはオプション設定が必要になります。(センサーの説明は後述)
【ダイハツ タント L】
キリッとしたヘッドライトで、ベースグレードから白色のLEDライトですので夜間の運転でも安心ですね!!
フロントグリルは車体と同色になります。
タントのボディカラーは9色からお選びいただけます。
タントのホイールはシンプルなデザインでスタイリッシュですね。
給油口が左側にあるのはスペーシアと共通ですが、タントの場合はワンプッシュで開閉することが出来ます。 前後にコーナーセンサーが装備されているため、障害物などに衝突する前に警告音などで危険を知らせてくれます。(バックセンサーの場合は後方のみ反応)
昨年10月にモデルチェンジが行われたばかりですので、いい装備が揃っています!!
【スペーシアとタントの共通点】
・ボディカラーについて、ベースグレードではツートンカラーの選択は出来ません。上級グレードになりますとワンカラーの選択肢に加えてスペーシアで3色、タントで2色のツートンカラーをお選びいただけます!!
・ボタンで鍵の開け閉めを行うことができ、プッシュスタートでエンジンをかけていただくタイプになります。
・タイヤサイズは、155/65R14です。
・スペーシアの身長が178.5cm、タントの身長が175cmで、2車種ともスーパーハイトワゴンに分類される車両になります。
●内装の特徴
【スズキ スペーシア HYBRID G】
ベースグレードということもあり、非常にシンプルなデザイン。シートはブラックが基調でクールな印象があります。
スペーシアはベースグレードからサンバイザーにミラーが付きます!!(ライトは付きません)
運転席・助手席の間にはひじ掛けがありますが、収納が出来るような収納ボックスはありません。
助手席側にグローブボックスを含め収納が3つあり、一番大きい収納ボックスは箱型になっています。
また助手席シートの下にはスズキではお馴染みの助手席シートアンダーボックスがあります。
・シートベルトアンダートレイとは?
クルマのシートの下部に設置された収納ケースのことを差します。 通常はシート下に隠れているため、見た目にもすっきりと収納することが可能である。 トレイ状になっているため、日常の手入れも簡単に使うことが出来ます。
【ダイハツ タント L】
モデルチェンジ後にオートエアコン、プッシュスタートに変更になりました!!
タントのベースグレードにはサンバイザーにミラーは付きません!!
ベースグレードからインパネフック(助手席)装備されているため、ゴミ袋や買い物袋をシフトレバーに引っかける事も無くなりそうですね!!
タントはミラクルオープンドアが採用されており、助手席に乗る場合はシートベルトの位置などが通常と異なるため、違和感を感じることもあるかもしれませんね。
タントはスペーシアとは違いひじ掛けは無く、運転席と助手席のシートは離れてます。
シートは全グレード共通して、グレーの内装です。
助手席の前の部分は収納ではなく、荷物を置けるような形になっております。
代わりにメーターの下に収納がありますので、小物はこちらに入れられます。
【スペーシアとタントの共通点】
・オートエアコン:クルマのエアコンで運転手が設定した室温に自動的に保ってくれる機械制御のエアコンのことです。
・電源の取れるソケット
・オートライト:周囲の明るさに合わせてライトの点灯/消灯を自動的に行ってくれる機能です。
・ルームライトはオレンジ色のハロゲンライトになっています。
・シートの調整はリクライニングのみで、シートの高さを調整するシートリフターは装備されておりません。
・ハンドルの高さを調整するチルトステアリング(ハンドルの調整)の装備もございません。
●後席の特徴
【スズキ スペーシア HYBRID G】
室内空間は普通車のコンパクトカーと同じくらい見晴らしが良く、開放感があります!!
室内の高さは141cmあり、ハイトワゴンタイプのお車の中でもトップクラスに背が高く、
お子さんのお着替えなどにも広々使えます!!
【ダイハツ タント L】
タントの一番の特徴でもあるミラクルオープンドアが採用されております。
タント全グレード共通で柱が無くなり、柱はドアに内蔵されておりますので、車の間口は広くなり、お年寄りや小さなお子様でも乗り降りがしやすいようになっております。
シートは全体的に低い印象がある為、座った時の天井までの開放感はありますが、室内の高さは
137cmとなっており、スペーシアと比べると4cm程度低いです。
それでも車内空間の広さは十分な印象があります。
助手席背面には荷物を引っかけられるフック(最大3kg)が2つありますので、買い物袋やバックなどが引っかけられます。
グレードによっては運転席・助手席の背面のシートにテーブルが付く車両もございます。
そのため、お子様が小さい場合は上級グレードがいいかなとは思いますが、おひとり様で使用される方や後席に人をあまり乗せることがないような場合ですと、ベースグレードでも全然十分ない広さがあると思います。
【スペーシアとタントの共通点】
・半ドアになった際に自動的にドアを閉めるイージークローザーの機能はありません!!
・後席のシートは、リクライニングが可能になっており、座席の下のレバーで前後に移動することも出来ます!!
・スライドドアが手動になります!!そのため自動での開閉をご希望の方は上級グレードをおすすめします!!
上級グレードとの金額差ですが
スペーシアXグレード(上級グレード)は1,533,400円で約140,000円
タントLグレード(上級グレード)は1,617,000円で約2,620,000
の差はありますね!!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は最も価格帯を抑えられるベースグレード同士での比較でしたが、ベースグレードなのにも関わらず、ものすごい充実していたかと思います。
スライドドアが手動であったり、車内の装備が最低限の物でしたが皆様の生活スタイルに合わせて選んでいただければいいかなと思います。
今回は装備よりも室内空間を重視!!でも価格は抑えたい方におすすめしたいです!!