「ムーヴ キャンバス（MOVE CANBUS）」は、ダイハツの人気軽自動車です。かわいらしいデザインでありながら、両側パワースライドドアを搭載するなど便利で実用的な車として人気があります。

そんなムーヴ キャンバスが2022年7月にフルモデルチェンジを実施。二代目モデルに生まれ変わりました。

そこでこの記事では、ムーヴ キャンバスのフルモデルチェンジ後と前とを比較し、どこがどう変わったかを詳しく紹介します。購入を検討する際に、ぜひ参考にしてください。

※2022年8月時点の情報

ムーブ キャンバスとはどんな車？

ムーヴ キャンバスのフルモデルチェンジ前と後のモデルを比較する前に、ムーヴ キャンバスはどんな車なのかを説明します。

ムーヴ キャンバスは、ダイハツが製造するトールワゴンタイプの軽自動車です。同社の人気軽自動車「ムーブ（MOVE）」の派生シリーズになります。2016年に発売され、2022年7月にフルモデルチェンジが実施されました。

ムーヴ キャンバスはかわいらしさを感じるデザインと、ムーブシリーズで初めてスライドドアを採用するなどの実用性を両立させているのが特徴です。おもに若い女性からの人気が高く、またファミリー層にも人気があります。

外観はキープコンセプト

フルモデルチェンジ前のムーヴ キャンバスの外観は、かわいらしいデザインとポップなカラーリングが特徴でした。フルモデルチェンジ後のムーヴ キャンバスにも、このコンセプトは引き継がれています。

ツートーンカラーも用意されており、丸みを帯びたデザインとともに親しみやすいポップなイメージです。

ムーブ キャンバスの新型と旧型の変更点を比較

フルモデルチェンジ後の外観はキープコンセプトでしたが、そのほかにマイナーチェンジで変更になった点があります。

フルモデルチェンジの前と後で変更された点を、詳しく見ていきましょう。

グレード・価格

グレードですが、フルモデルチェンジ後はカラーリングがツートーンの「ストライプス」とモノトーンの「セオリー」とにグレードが分かれました。そしてそれぞれ3グレードが展開されています。フルモデルチェンジ前より、グレード数は増加しました。

フルモデルチェンジ前後のグレードと価格は、 以下のとおりです。

【フルモデルチェンジ後】

【フルモデルチェンジ前】

室内空間

フルモデルチェンジで、ムーヴ キャンバスの室内空間はどのように変わったのでしょうか。フルモデルチェンジ前後の数値を比べてみます。

室内幅に変わりはありませんが、室内長は65mm長くなり、室内高は10mm低くなっています。十分快適な室内空間となっており、ダイハツで広い室内空間を誇る「タント」に迫る広さです。

カーナビ・オーディオ（スマホ連携ディスプレイオーディオ）

フルモデルチェンジ後のムーヴ キャンバスには、メーカーオプションとしてスマホ連携ディスプレイオーディオが搭載可能です。

搭載されるスマホ連携ディスプレイオーディオの画面サイズは9インチ。さらにApple CarPlayやAndroid Autoに対応しています。Apple CarPlayでは、スマートフォンをワイヤレスで接続することも可能です。

さらにディスプレイオーディオの手前には、Qi方式ワイヤレス充電パッドを設置しています。かんたんに手持ちのスマートフォンができるのは、うれしいところ。

走行性能（ターボエンジン、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド）

走行性に関する点では、フルモデルチェンジで新たにターボエンジン搭載グレードが追加されたことが、最大のポイントといえます。

フルモデルチェンジ前よりターボエンジン搭載グレードの追加の声は多かったそうで、フルモデルチェンジでついに追加されました。ダイハツの開発した「D-CVT」を採⽤しており、従来モデルより滑らかな加速を実現しています。

ほかにも、電動パーキングブレーキを搭載した点にも注目です。指先の軽い操作だけで、かんたんにパーキングブレーキを設定・解除できます。

また初搭載された、オートブレーキホールドも便利機能です。オートブレーキホールドスイッチを押すと、ブレーキペダルから⾜を離してもブレーキランプが点灯したままブレーキ状態を維持します。渋滞時などに活躍する機能です。

燃費

燃費は、購入時に気になるポイントではないでしょうか。フルモデルチェンジ前後で燃費はどう変わったのでしょう。

【フルモデルチェンジ後】

【フルモデルチェンジ前】

フルモデルチェンジによって、燃費性能は向上しています。ターボエンジン搭載グレードにおいても、フルモデルチェンジ前より燃費が優れていました。

予防安全性能

フルモデルチェンジにより、予防安全装備は大幅に拡充されています。

ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」が全車に標準装備されました。昼夜で車両・歩行者に対応する衝突被害軽減ブレーキや、ブレーキ制御付き誤発進抑制制御のほか、車線逸脱抑制機能、標識認識機能などが搭載されています。

また全車速追従機能付きACC（アダプティブクルーズコントロール）やLKC（レーンキープコントロール）などの運転支援機能も充実。ACC・LKCはターボモデルには標準装備され、上級グレードにはメーカーオプションで装備できます。

便利機能・快適機能

ムーヴ キャンバスはフルモデルチェンジで、便利機能や快適機能もさらに充実しています。

新たに追加された「タッチ＆ゴーロック」機能は、両側パワースライドドアが閉まったあとに、自動施錠を予約できるという便利な機能です。また「ウェルカムオープン機能」は、降車前にインパネのスイッチで予約することで、乗車時に電子カードキーを持って近づくだけでパワースライドドアが開きます。ウェルカムオープン機能は、上級グレードに標準装備れています。

保温機能付き「ホッとカップホルダー」は便利な機能です。この機能は軽自動車初搭載になり、上級グレートに装備されています。上級グレードにはほかにも、運転席&助手席のシートヒーターも搭載されており、便利です。

ムーヴ キャンバスといえば、後席の下にある収納「置きラクボックス」が好評でした。ついたてを上げることで、高さのある荷物を固定する「バスケットモード」も便利です。フルモデルチェンジで、人気の置きラクボックスがパワーアップ。パスケットモードは。片手でセッティングできるようになりました。

まとめ

かわいらしいデザインとポップなカラーリングと、両側パワースライドドアを搭載した広い室内空間。ムーヴ キャンバスはデザイン性と実用性を両立させた、人気の軽自動車です。

そんなムーヴ キャンバスがついにフルモデルチェンジを実施して、パワーアップしました。ますます便利になったムーヴ キャンバスを購入候補に入れてみてはいかがでしょうか。

本日決算先取りセールラストです！！

キャンバス気になる方は展示車ございますので是非旧型と見比べてはいかがでしょうか？