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【カローラクロスvsヤリスクロス】トヨタSUV対決!内外装、後席、荷室の違いを解説!

今回は同じTOYOTAのSUVの2台「カローラクロス」と「ヤリスクロス」を比べてみました!

エンジンや車体サイズが似ている2台なので、比較検討されている方は多いと思います。

デザインの好みはあるかと思いますが、他にどんなところに違いがあるのか…装備の違いや広さなど徹底比較をしていきますので、車選びの参考にしてください!

細かな違いにはなりますが、それぞれの特徴をご紹介していきますのでぜひ最後までお付き合いください♪

紹介車種

TOYOTA カローラクロス

メーカー小売希望価格¥2,640,000~

全長 4,490 mm x 全幅 1,825 mm x 全高 1,620 mm

大人気セダンの「カローラ」が進化した車両で、カローラシリーズ初のSUVが2021年に登場!

排気量は1.8Lで、ハイブリッド車のみ4WDが選択できます。

TOYOTA ヤリスクロス

メーカー小売希望価格¥2,232,000~

全長 4,180-4,200 mm x 全幅 1,765 mm x 全高 1,580 mm

コンパクトカーの「ヤリス」をベースに2020年にデビューした車両です。

排気量は1.5Lで、ガソリン車とハイブリッド車を選べて2WDと4WDの設定もあるのでラインナップが豊富です。

今回は2台とも上級グレードの「Z」を比較しますが、実はヤリスクロスにはさらに上にスポーツ走行に特化した「GRスポーツ」やルーフレール付きの「Zアドベンチャー」などの設定もあります。

カローラクロスもヤリスクロスも、ベースモデルの車両の特徴を引き継いでSUVならではの走破性と利便性を追加したことで人気大爆発中の2台です!

外装をチェック!

サイズ

ヤリスクロスよりもカローラクロスの方が大きく設計されていて、その差は

全長290〜310mm、全幅60mm、全高40mmです。

カローラクロスのほうが全長がかなり大きいので、ボンネットが長くSUVらしい特徴を持つデザインとなっています。

ヤリスクロスは軽さや小ささ、扱いやすさを重視したコンパクトサイズの

『TNGA GA-Bプラットフォーム』が採用されました。

一方カローラクロスは重量バランスや安定感を重視した中型サイズの

『TNGA GA-Cプラットフォーム』が採用されています。

【TNGAとは??】

”TOYOTA New Global Architecture”の略で、「もっと良いクルマづくり」を実現するために掲げられたトヨタの設計思想です。

車種のボディサイズやクラスごとに分けられており、今現在は

①ヤリスで初採用されたFF車コンパクトカー向けのGA-B

②プリウスで初採用されたコンパクトカー向けGA-C

③ミドルクラス向けGA-K

④高級車向けFR車用のGA-L

の4種類のプラットフォームがあります。

ルーフレール

カローラクロスにはルーフレールがつくので、よりSUVらしくオシャレでアクティブに使用できます。

対するヤリスクロスには装備されていませんが、より一層SUV感が強い「Zアドベンチャー」というグレードを選択するとルーフレールが付きます。

グレード展開が豊富なのがヤリスクロスの良さですね。

ボディカラー

カローラクロスがモノトーン8色なのに対し、ヤリスクロスはモノトーン8色+ツートンカラー5色が選択できます。

グレードが豊富なだけでなくカラーバリエーションも豊富なのがヤリスクロスの特徴。デザインやグレードなどこだわる方にはおススメです。

タイヤサイズ&ホイールベース

カローラクロスは225/50R18、ホイールベースは2640mm。

最小回転半径は5.2mです。

ヤリスクロスには215/50R18が採用されていて、ホイールベースは2560mm。

最小回転半径は5.3m。

ホイールベースが短くなるほど運転はしやすいのですが…

車体サイズはカローラクロスの方が大きいにもかかわらず、最小回転半径の数値は小さいので、わずかな差ではありますがカローラクロスの方が小回りが利くようです。

内装をチェック!

運転席

コンパクトカーということもあり、ヤリスクロスは天井が低くあまりゆとりがありません。

フロントガラスのサイズは特別大きいとか小さいということはないのですが、ダッシュボードは低く設計されているので、前方が見やすく運転しやすそうです。

対するカローラクロスは、ボディサイズが大きいだけあって足元は広くゆったりとしていて天井も広く感じます。

しかし低身長な方にはやはり前方が見づらい上にボンネットもヤリスクロスより長いので、運転に不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。

ハンドル周りのデザインはヤリスクロスより高級感があってカッコいいです。

装備

どちらも上級グレードなのでパワーシートが装備されています。そして運転席・助手席共にシートヒーターも搭載されています。

オートエアコンやブレーキホールド、電子パーキングブレーキなども装備されていて、女性に嬉しいバイザーミラーライトも両車に装備。

しかしヤリスクロスにしか装備されていないものがあります!

それは「アダプティブハイビームシステム」と「高度運転支援アドバンスドパーク」です。

【アダプティブハイビームシステムとは??】

ヘッドライトのLEDの点灯・消灯を細やかに制御することにより、先行車や対向車に直接光が当たらないように自動的に遮光してくれるシステム。

対向車がまぶしいと感じることなくハイビームにしたまま走行ができるので、夜間走行時の視認性を上げてくれるとても安心で便利なシステムです。

【高度運転支援アドバンスドパークとは?】

簡単にいうと、駐車を支援してくれるシステムです。

駐車したいスペースの横に停車した後スイッチを押して駐車位置を確認すると、カメラとソナーによって周囲を確認しながらステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御して駐車操作をアシストしてくれる便利な機能です!

※シフト操作は手動です。

しかしどちらの車両にも「トヨタセーフティセンス」がついているので、安全に走行できる装備が備わっているのは嬉しいですね。

ナビ

ディスプレイのサイズはヤリスクロスが8インチ、カローラクロスは7インチが標準設計です。

しかしカローラクロスは+28,600円で9インチに変更することが可能です。

車体が大きく広いので、見やすくするためにはサイズアップすることがおすすめですが、低価格でサイズアップできるので人気のオプションとなっています。

後部座席

両車ともセンターにひじ掛けとドリンクホルダーがついているのでとても便利。

ですが車体サイズの違いがここにも現れていて、ヤリスクロスの後部座席に男性3人乗ろうと思うと、かなり窮屈に感じるかもしれません。

足元もさほど広くはありませんが、運転席よりも天井が高く作られているので、前席より圧迫感はありません。

カローラクロスの方が天井も広くゆったり座れますが、何よりシートの質感がすごく柔らかくて良かったです!

しかし、ヤリスクロスにはトヨタのコンパクトカSUV初搭載の「4:2:4分割可倒式リアシート」が採用されています!

【4:2:4分割可倒式リアシートとは??】

リアシートの中央の座席を倒すと長い物を積むことができ、なおかつ4人乗りを可能にしたシートのこと。

荷室

リアシートを倒して荷室の広さやフラット具合を確認してみました。

ヤリスクロスのリアシートを倒してみると、フルフラットとまでは行きませんでしたが、シートが分割して倒れるので3人乗って荷物を積む、などの使い方ができるため使い勝手は良さそうです。

そして荷室が2段になっています。蓋が左右で分割しているので、下の段に詰めた荷物を出すために上段の荷物を全部どける必要はなく、非常に便利な使い方ができそうです。

カローラクロスはハンズフリーパワーバックドアが搭載されているので、スマートキーを携帯した状態でリアバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアを自動で開閉できます!しかもZグレードは標準装備!

荷室はヤリスクロスのように2段にはなっていませんが、深さと高さがあるので様々なものが積めそうです。

リアシートを倒してみたところフルフラットにはなりませんでした。

段差があるのでまっすぐに荷物を乗せることはできませんが、かなり広いスペースが確保できます。

まとめ

それぞれの車両の特徴をお分かりいただけましたか?

比較をしてみて思ったことをまとめると、

●安心して運転を楽しみたい方は、コンパクトで駐車サポートもついているヤリスクロス

●大人数を乗せてもゆったり座れて乗り心地が良く、荷物も積めるカローラクロス

といったところでしょうか。

費用はできる限りおさえたいけどSUV車に乗りたい!という方は、200万円以下でご用意ができるヤリスクロスもございますので、お気軽にサコダ車輛までお問い合わせ下さい♪

この記事を書いた人

渡辺恭平
役職:WEB担当兼自動車/自動車保険アドバイザー 大学卒業後にサコダ車輌に入社。入社後は自動車アドバイザーとして100名以上のお客様の お車の悩みやご要望にお応えしてきました。皆様に安心安全で、楽しいカーライフを送っていただけるよう お客様第一で真心を込めた接客を心がけております!また、現在はお客様のクルマ選び、お車の悩み解決に お役立ていただけるよう最新の車情報やレビュー、お役立ち情報もお届けしています!
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