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2024年10月15日
ステップワゴンの燃費を実体験とともに検証!他メーカーの人気モデルとの比較も
皆さんは車を買う際に燃費性能は確認していますか?
ミニバンは席数はもちろん、荷室も大きく、お子さまのいるご家庭では非常に人気の車両タイプですが、車体が大きい分どうしても燃費が悪くなってしまいがちです…。
そんなミニバンの中でも2022年に5代目モデルとして発売を開始し、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用したことで、低燃費性能をより実現させた新型ステップワゴンについて実際の体感などと合わせてご紹介していきます!
さらに今回はステップワゴンの実燃費だけでなく、他メーカーの人気ミニバンとの燃費性能の違いを詳しく解説します。
目次
ステップワゴンの燃費性能をグレード別に分かりやすく以下の表でまとめました。
ステップワゴンハイブリッドグレードには、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」が搭載されています。e:HEVは、低燃費性能かつ滑らかで力強い走りを実現できる高性能システムです。
ステップワゴン(ガソリングレード)には、1.5L VTECターボエンジンが搭載されており、アクセル操作に対してレスポンスの良い走りを追求できます。
グレード別ステップワゴンの実燃費を、様々な情報を元に以下の表で分かりやすくまとめました。
私自身実際にe:HEV SPADA PREMIUMLINEに乗っていますが実燃費は16.5km/L〜17km/Lぐらいです
【グレード】 | 【燃費数値】 |
e:HEV SPADA(ハイブリッドモデル) | 16km/L〜18km/L |
e:HEV AIR(ハイブリッドモデル) | 16km/L〜18km/L |
e:HEV SPADA PREMIUM LINE(ハイブリッドモデル) | 15km/L〜17.5km/L |
SPADA(ガソリン) | 10km/L〜12km/L |
AIR(ガソリン) | 10km/L〜12km/L |
SPADA PREMIUM LINE(ガソリン) | 8km/L〜10km/L |
ステップワゴンと他メーカー車種との燃費性能の違いを以下にまとめました。
・【トヨタ】ヴォクシーの燃費性能
・【トヨタ】ノアの燃費性能
・【日産】セレナの燃費性能
それぞれの車種とステップワゴンの違いについて詳しく解説します。
トヨタ・ヴォクシーとステップワゴンの燃費性能を以下の表で比較しました。
【車種名】 | 【燃費数値】 |
ステップワゴン | 13.1km/L〜20.0km/L |
ヴォクシー | 14.3km/L〜23.0km/L |
ステップワゴンとヴォクシーの燃費数値を比較すると、ヴォクシーの方が優れています。
ヴォクシーは、ステップワゴンよりも約1,800kgほど車両重量が軽い分、燃費数値が優れているとも言えるでしょう。
トヨタ・ノアとステップワゴンの燃費性能を比較してみました。
【車種名】 | 【燃費数値】 |
ステップワゴン | 13.1km/L〜20.0km/L |
ノア | 14.3km/L23.2km/L |
ノアとステップワゴンの燃費性能を比較すると、ノアの方が数値的に優れていることがわかります。
ノアにはトヨタが誇る高性能ハイブリッドシステムを採用しているため、ステップワゴンと比較して、WLTC上の数値が優れているとも言えるでしょう。
日産・セレナとステップワゴンの燃費数値を以下にまとめました。
【車種名】 | 【燃費数値】 |
ステップワゴン | 13.1km/L〜20.0km/L |
セレナ | 13.0km/L〜20.6km/L |
ステップワゴンとセレナの燃費数値を比較すると、数値だけを比較すると、セレナの方が優れていますが大きな差はありません。セレナには「e-POWER」と呼ばれるシリーズ式ハイブリッドシステムを採用しています。
e-POWERは低燃費を実現するだけでなく、十分な加速性能とスムーズな走りを実現できるでしょう。
ステップワゴンの燃費性能を高めるコツを4つ紹介します。
・コツ①:ブレーキホールドの活用
・コツ②:アイドリングを最小限に抑える
・コツ③:タイヤの空気圧を調整する
・コツ④:エンジンオイルを定期的に交換する
それぞれのコツを詳しく解説します。
ブレーキホールドとは、停車中にブレーキペダルを踏み続けなくても、自動的にブレーキ機能を保持する便利な機能です。ブレーキホールドを上手く活用することで、急発進や急ブレーキを防ぎ、燃費消費量を最小限に抑えられます。
燃費だけでなく、ブレーキペダルを踏み続ける必要がないため、結果的に体の負担も最小限に抑えられるでしょう。
アイドリングは燃費消費量を増やす1つの問題点です。アイドリングを少なくすることで、ガソリンの消費を最小限に抑えられます。
2012年以降のステップワゴンには、全グレードにアイドリングストップが標準装備されているため、無駄なアイドリングでガソリンを消費することはありません。
タイヤの空気圧を定期的に調整する方法もおすすめです。タイヤの空気圧が下がってしまうと、地面とタイヤの摩擦面が大きくなり、結果的にエンジンの負担が大きくなることで燃費性能が低下します。
タイヤの空気圧は、自動車整備工場に足を運ばなくても、近くのガソリンスタンドなどで定期的に点検・調整可能です。タイヤの空気圧を適正値に調整した上で運転すれば、燃費が極端に悪くなる心配もないでしょう。
エンジンオイルを定期的に交換することも燃費を良くするためにおすすめする方法の1つです。エンジンオイルは5,000kmもしくは半年に1回の交換を推奨しています。
仮にエンジンオイルを交換せずに放置した場合、燃費性能の低下に限らず、エンジンの焼き付きが発生する可能性があります。
エンジンの焼き付きにもなれば、エンジン本体を全て交換するもしくはオーバーホール交換になるため、高額な修理費用を請求されてしまうでしょう。
どのような車でもメンテナンスなしで乗り続けることはできません。定期的に車のメンテナンスを実施した上で運転することが重要です。
ステップワゴンにはホンダ独自のハイブリッドシステムである「e:HEV」がハイブリッドグレードに搭載されています。そのため、ミニバンサイズでも低燃費を維持しつつ、ガソリン代を抑えることもできるでしょう。
ステップワゴンとヴォクシー、ノアなどと燃費性能を比較しても大きな差はありません。燃費面だけではなく、運転のしやすさや快適装備を重視するのであれば、ステップワゴンを最もおすすめします。この記事の内容を参考にして、ぜひステップワゴンの購入検討を前向きに進めてみてください。