スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」を他の人気SUVと徹底比較!
スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」は、現代的なデザインと優れた性能で注目を集めています。コンパクトSUV市場では、トヨタ「ヤリスクロ…
2024年10月15日
今回は現デリカユーザーが解説する、ファミリーカーの比較です!
ミニバンの代表とも言えるヴォクシーと、SUVミニバンでアウトドアにもってこいのデリカの2台を比べてみました。
デリカは価格やサイズから、よくトヨタのアルファードと比較されることが多いのですが、
アルファードがフルモデルチェンジされるとのことで納期がかなりかかることが予想されます…
ということで、今回はサコダ車輌にも在庫として置いてあるヴォクシーと比べてみました!
目次
(動画内ではガソリンですが、ハイブリッド車をご紹介をします)
メーカー小売希望価格¥3,740,000〜(4WDは¥3,960,000〜)
WLTCモード:23.0km/L
全長 4,695 mm x 全幅 1,730 mm x 全高 1,895 mm
メーカー小売希望価格¥4,425,300〜
WLTCモード:12.6km/L
全長 4,800 mm x 全幅 1,795 mm x 全高 1,875 mm
どちらのフロントデザインもグリルが大きく迫力のあるデザインです。
そしてヴォクシー同メーカーのノアならノーマル仕様とエアロ仕様が選べますが、ヴォクシーはエアロ仕様一択のみとなっています。
デリカは「ダイナミックシールド」と呼ばれる三菱のグローバルデザインとなっていて、名前の通りフロントデザインは大迫力!マイナーチェンジされグリルが変更されたので、さらに迫力がアップしています。
そして特徴的なのはヘッドライトの形状。
一見フォグランプかな?と思われがちな位置にある縦型ヘッドライトが特徴的。
よくヘッドライトだと思われる部分は、実はポジションライトになっています。
数あるミニバンの中で唯一のSUVでもあるデリカですが、タイヤサイズが225/55R18と大きいものが採用されて車高が高いにもかかわらず、実はヴォクシーの全高の方がが20mm高い設計になっています。
全長・全幅はデリカの方が大きい設計なので、デリカの方が全体的に大きく見えます。
ヴォクシーのタイヤサイズは205/55R17。
ホイールのインチもデリカの方が大きいですが、デリカユーザーはホイールのインチを下げてゴツゴツとしたタイヤを履き、よりSUV感が強くなるようなカスタムをされる方が多いです。
サイドからのフロント部も比較してみると、やはりSUVミニバンということもあり、デリカの方がボンネット位置が高くて大きいです。
そして車高にも違いがありました。
目測でヴォクシーは約20cm程あるのに対し、デリカは40cm弱ほどなので、倍近い差があります。
運転席に乗り込んだ時、一番に感じたのは…ヴォクシーは低くて乗りやすい!ということでした。ヴォクシーは車高が低いので乗り降りしやすいのが特徴です。
対するデリカは車高がかなり高い車両なので、乗り込みやすいとは言い難いです…
ヴォクシーは黒で引き締まったデザインの内装となっていて、各所にレザーやステッチが入っているので高級感があります。
デリカの内装には木目パネルが使われていて質感が高いので、ヴォクシーとは違った高級感があります。
シフトノブカバーがついているのも高級感アップしているポイントです。
又、ヴォクシーの天井カラーは黒、デリカはベージュなので、明るい色を使用しているデリカの方が開放感があります。
ヴォクシーはダッシュボードが低めでスッキリとしていて、三角窓も大き目なので視界が広く女性や運転が苦手な方でも運転しやすそうな印象を受けました。
デリカの方がヴォクシーに比べてフロントガラスが寝た角度になっているので視界がやや狭く、ダッシュボードの高さもデリカの方が高さがあるので、少し圧迫感を感じます。
視界はヴォクシーの方が良さそうな印象です。
ヴォクシーはハンドル横とドアポケットにドリンクホルダーがあったり、センターパネルにはカードホルダーがあったりと、収納数が多く使い勝手が良さそうです。
そしてシフトノブ横には配線を隠せる小物入れがあるのが大きなポイント。
USB電源ソケット付きのボックスの上に専用の蓋をつけることにより、配線を隠してスマートフォンを充電することができ、スマートフォンを平置きできるようにもなります。
ヴォクシー、デリカ共にアームレストが装備されていて、両車共に運転席・助手席にあります。
大きな違いは、デリカには角度調節機能が備わっていること。
好みの角度で固定できるので、楽な姿勢でドライブができます。運転席だけでなく助手席にも同じ機能が装備されているのが嬉しいですね。
両車共に装備されている便利で安全な装備ではありますが、
ヴォクシーは電子パーキングブレーキを一度設定するとシフトと連動して作動してくれるのが大きなポイントです。
デリカは出発するときは自動で作動してくれますが、到着したときは手動となります。
ヴォクシーのリアエアコンの操作はフロントでも操作可能。風量・温度調整共に細かくできるのでとても便利。
対するデリカはリアシートからのみ操作となり、しかも風量が3段階調整しかできないアナログなスイッチとなっています…
温度も温・冷切り替えだけで、細かく温度調節できません。
現デリカオーナーのスタッフが、「ぜひ改善してほしい、デリカ負けポイント!」と言うほどのマイナスポイントです…
女性が気になるバニティミラー。両車とも装備されていますが、ヴォクシーは天井ライト型で、デリカはミラー横にライトがあるタイプです。
ヴォクシーのほうは標準でLEDライトが装備されているのがポイントです。
ちなみに…デリカはルームランプなどもハロゲンライトです。
簡単に交換できるパーツではありますが、せっかくなら標準でLEDだと嬉しいですよね…
ヴォクシーのスタータースイッチの位置が一般的ではなく、モニター横についています…慣れるまでは探してしまうような独特な位置にあります。
そしてスライドドアスイッチの位置も特徴的で、天井のルームランプ部に装備されています。
ほとんどが運転席のハンドル下に装備されていることが多いのですが、天井についていることにより助手席からでも操作ができるので使い勝手が良いです。
さすが大人気車種、配慮が行き届いています!
ヴォクシーはエアコンパネルなどと一緒にシートヒータースイッチがありますが、
デリカはシート横と、少し独特な位置にあります。スイッチも少々アナログです…
デリカの天井、ルームランプ部にはサングラスケースがついています。
ヴォクシーにはない装備なのでポイントが高いです。
そしてデリカのjasperは運転席のみパワーシートが装備されています。
シート位置を記録してくれるメモリー機能はありませんが、パワーシートが装備されているだけで高級感が高く感じられます。
ステアリングヒーターにも差がありました。
デリカのジャスパーは標準装備で、ヴォクシーはメーカーオプションの「快適利便パッケージ」(¥148,500)を装備するとステアリングヒーターがついてきます。
(ステアリングヒーターだけでなくハンズフリーデュアルパワースライドドアやパワーバックドア、ナノイーXなど様々な装備もセットになっています)
温まる場所も違い、デリカはハンドル両サイド部しか温まらないのに対し、ヴォクシーはハンドル全体が温まる設計になっています。
デリカはAT車なので、パドルシフトによるギアチェンジができるので、エンジンブレーキを活用したり悪路走行など様々なシーンのドライブを楽しめるのもポイント。
しかもパドルシフトがハンドルと一緒に動かないタイプなので、+-の位置が変わらず操作しやすいのもポイントです。
ヴォクシーはCVT車なのでそういった機能はありません。
【AT車とCVT車の違いとは??】
AT車はギア(歯車)を使うため3速、4速、5速…と段階があるのに対し、CVTは直径を変化させることができるプーリー(滑車)を2つ組み合わせて駆動力の伝達比を変えているので、無段階変速となります。
デリカにはメーカーオプションでマルチアラウンドモニター/自動防眩ミラーの設定があります。
今回動画で登場したスタッフの車両に装備されているのですが、ミラーがかなり大きく分厚くなります。今時のデジタルインナーミラー型のドラレコをつけようと思っても大きくてゴツい為、社外のドラレコ付きミラーを取り付けたい場合はミラーごと交換しないといけないようです。
しかしアルパインからミラーの土台ごと変えて装備できるデリカ用デジタルインナーミラーが発売されているので、ミラー変更をお考えの方はぜひチェックしてみてください。
これはデリカユーザーのスタッフだからこそ知る情報ですね!
今回ご紹介した2台、第二弾の動画もあります!
第二弾では、ファミリーカーを購入する上で誰もが気になるリアシートやラゲッジスペースなどを徹底比較します!
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