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「アクティブなトヨタ・新型アクア」と「ファミリー特化のホンダ・フィット」

最近の「アクティブなトヨタ」に「ファミリーなホンダ」には、「いったいどうした!」と声が出てしまうほど、両メーカーの企業カラーが入れ替わってきています。

かつてホンダは、F1レースの「マクラーレンホンダ」で名を馳せたスポーツカーイメージのアクティブなメーカーでした。トヨタは、「60点主義」といわれた実用車で広く知られたファミリーなメーカーでした。それが現在、ホンダは軽四輪自動車のN-BOXで知られ、トヨタはWRCラリー選手権で活躍中です。 トヨタ・ヤリスではGRヤリスを販売し、ラリーのベース車両としての性能を持っています。ホンダ・フィットではファミリーユースに使いやすい性能が盛りだくさんで、トヨタ・新型アクアと正面からライバルとなる性能です。

売れ筋はトヨタ・ヤリスクロス、つまりSUV、「ハッチバック」は売れていない

画像元:トヨタ

「トヨタ・ヤリスは売れているではないか」と見る人もいるでしょう。トヨタ・新型アクアが発売されたにもかかわらず、それほどブームにならない状況を見ると、ホンダ・フィットの最近の不調を理解することが出来ます。

トヨタ・ヤリスの販売好調の理由は、SUVのトヨタ・ヤリスクロスが販売台数の約半数を占めていることでしょう。SUVブームがさらに進んでおり、トヨタ・ヤリスやホンダ・フィットのハッチバックスタイルそのものの人気が落ちているのです。何しろ、ロールスロイスやランボルギーニまでSUVを発売する時代です。また、使い勝手の良いホンダ・N-BOXがフィットを「食ってしまう」のです。

セダンフォルムからSUVにスタイリングの好みが移行している現在の自動車市場なのでしょう。使い方の利便性もあって、この傾向はしばらく続くものと言えます。 トヨタの商品企画の巧みさが目立つのですが、ホンダ・フィットSUVの発売が遅れている原因は、ホンダの根深い企業体質にあります。ここでは深く触れませんが、素晴らしいクルマを造りながら、現在、これがホンダ四輪部門の収益圧迫をしている原因と認識すべきです。

トヨタ「TNGA」はインダストリー4.0(第4次産業革命)

トヨタ・新型アクアのプラットフォームは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)計画で刷新されたヤリスと共通のものです。ここで誤解を解いておきたいのは「TNGA」についてです。プラットフォームの技術的進歩が目に付いて、「TNGAはプラットフォームの技術的刷新」を示しているがごとく捉えている人が多くいます。

これは、正しくは「トヨタ生産方式のカイゼン」を示しています。

トヨタ・新型アクアでもヤリスと共通のプラットフォームを使うことで、生産ラインの上では「ヤリスとアクアは同一の車種として取り扱う」ことが出来ます。そうしてお客様のニーズに基いて多種多様の車種を「混流生産」してもコストダウンが図られる中で、プラットフォーム自身のカイゼンもされており、「高い剛性感」となって感じることが出来ます。「良いクルマを安く」手に入れられる仕組みが作られていくのです。

この改革は、世界中で進められるインダストリー4.0(第4次産業革命)に繋がっており、これも「トヨタ生産方式」が基礎となって、世界の量産製造工場が競い合って、AIを使った新生産方式の開発が進んでいます。

その中で、「混流・多種少量生産方式」では本家のトヨタが座視している訳もなく、編み出された新生産方式が「TNGA」と名付けられたトヨタの全社的改革です。日本の製造業、いや日本経済の運命がかかっている計画です。その壮大なシステムの中で造られてきた1台が、トヨタ・新型アクアです。

トヨタ・新型アクアは、いわば豪華ファミリーユース向けヤリスHV

画像元:トヨタ

トヨタ・新型アクアは基本部品をヤリスとも共用する、いわば「豪華ヤリス」です。HVパワーユニットは共通で、プラットフォームだけでなく多くの部品を共用しています。しかし、スタイリングでは内外装ともにオリジナルであり、技術的進歩も加味して商品としてはヤリスと別物に仕立ててきています。

ヤリスは、ご存知の通りWRCラリーに参戦している車両です。当然、ボディー剛性は強力で、走行中のねじれの少ない強度を持っています。そのためサスペンションセッティングが自由で、かつ狙い通りにセットアップできるようになっています。

これは一方で、日常の街乗りでも正確なハンドリングと「上級車のような乗り心地」に仕上げることを可能とする技術です。ラリーでは激しく走るので、厳しい条件で正確に働くサスペンションを作り上げる技術が開発できます。それがトヨタ・ヤリスクロス、トヨタ・新型アクアのスムーズでロールの少ない上級車のような乗り心地の完成度の高いサスペンションに繋がっているのです。 トヨタ・ヤリスがファミリーカーでありながら「スポーティー」に仕上げられているのに対し、トヨタ・新型アクアはホンダ・フィットと同じように「正確なハンドリング」と共にファミリーカーとして便利で豪華に仕上げられています。これはトヨタ・ヤリスクロスとも競合しており、トヨタ内部でもヤリス、アクア、ヤリスクロスなどと微妙な商品の違いで競合するところもあるでしょう。

燃費を良くするには「1ペダル走行」で回生ブレーキを使え

トヨタ・新型アクアの燃費はWLTCモードで33km/L~35km/Lほどで、トヨタ・ヤリスHVより1km/L~2km/Lほど燃費は悪くなっています。それでもホンダ・フィットHVより5km/L程度、良くなっています。実燃費では差が目立たなくなりますが、この差では実際に走行して違いを実感するでしょう。

トヨタ・新型アクアは、この燃費性能を実現するため、新技術の「バイポーラ方式ニッケル水素電池」を搭載しています。エネルギー集積率が従来型の2倍ほどになり、最新鋭のリチウムイオン電池よりも高性能となっています。これにより燃費が向上するだけでなく、大電流が取り出しやすいため、アクセルワークの反応が早く、街乗りでもスムーズな走り心地を実現しています。発進時など加速が容易で1.5Lエンジンだけでは実現できない低速域のEV走行が多くなり、低速域でのモーターの働きが強調されます。

「バイポーラ方式ニッケル水素電池」を使用するメリットとしては中国など産地の限られている「レアメタル」を使っていないことです。これは産業の世界戦略として重要になることです。 また、バッテリー容量が大きくなったことから、「1ペダル走行(新型アクアでは【POWER+】モード)」をお勧めします。回生ブレーキを多く使えるため、充電が多くなり燃費が向上します。日産のノートなどと比較するとトヨタ・新型アクアの回生ブレーキは、減速が穏やかでエンジン車のエンジンブレーキとの違和感が少なくなっています。

ホンダ・N-BOXと競合するホンダ・フィット

画像元:FIT

トヨタ・新型アクアと、ホンダ・フィットとはまともに競合しています。しかし、最近のホンダ車は大変使いやすく作り上げています。そのため売り上げ台数が最近振るいませんが、決してファミリー層に人気がなくなったわけではなく、「ハッチバックスタイルよりSUVが好まれている」と考えるべきです。

ホンダHVは、発進から80km/hぐらいまでの走行では運転手から見ればEVです。エンジンは回っていても発電専門で、車両の駆動には参加していません。ですから街乗りではまるでEVで、低速時トルク(回す力)の強いモーター駆動の恩恵を受けます。駐車支援アプリにより自動(ホンダはハンドル操作のみ)で駐車できるなど、低速域での使い勝手は「自動運転車(トヨタ・新型アクアはハンドル、アクセル操作とも自動)」と言えるほどの進歩で驚くばかりです。

そしてホンダHVは、高速道路で100km/h付近で巡行するときなどには、エンジンで直接駆動しています。その方が、燃費が良くなるからです。 ホンダ・フィットは、残念ながらホンダ・N-BOXと競合してしまうようです。それほど軽四輪車のN-BOXの出来が良いのでしょう。使い勝手でフィットに後れを取らないのです。

トヨタ・新型アクアか、ホンダ・フィットか?

進歩が激しいため現在、全体的に新しく発売される車両が有利になってしまい、ホンダ・フィットはトヨタ・新型アクアに対して不利になってしまいますが、装備品で現在有利なものは「電動駐車ブレーキ」です。アクアが「どうして装備しなかったのか?」、ブレーキロックに必要になるなど需要が大きい装備です。

ホンダ・フィットの弱点として技術的に言える部分は「プラットフォーム」が弱いところです。ホンダは「TNGA」のような生産技術の世界的改革に遅れており、コスト高で現在苦しんでいます。これはなかなか解消が難しい問題で、ホンダの弱点です。しかし、ユーザーにとって実用上影響を及ぼすほどの差はなく、おそらくは99.99%のユーザーは意識できないでしょう。ホンダの利益体質により「資金効率」が低く、投資家目線としての問題点です。

トヨタ・新型アクアか、ホンダ・フィット、どちらの車両を選ぶのか?は、ほとんど「好み」の問題でしょう。スタイリングや色で選んでも良いほど、両車とも技術的にはレベルが高いクルマです。「シフトレバーの形が気に入った」など、クルマを購入するときは意外に小さな視点で選ばれますが、それでも購入後「失敗した」となることは大変少ないほどの高いレベルでしょう。

細かい仕様の差、乗り心地、運転のしやすさなどは「個人差」が大きいので、必ず試乗して決めましょう。

これほど基礎的に技術力が優れているため、好きな車を自由に選べる国に住んで良かったと思える2台です。

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渡辺
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