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【プリウスVSオーラニスモ】あなたはどっち派?内外装・視界・後席・ラゲッジスペース・安全性能など比較!

フルモデルチェンジを遂げたトヨタの新型「プリウス」と比較するのは、

未来的でおしゃれなデザインの、日産の先進技術が備わった「ノートオーラ」です。

同じ普通車セダンの比較となりますが、どのような違いがあるのか…今回も徹底検証していきたいと思います!!

紹介車種

TOYOTA プリウス Z

メーカー小売希望価格¥3,700,000~

全長 4,600 mm x 全幅 1,780 mm x 全高 1,420 mm

2023年1月にフルモデルチェンジし、今回で5代目となるプリウスを用意しました。

今回ご紹介するのは上級グレードのZですが、乗り出し価格は約400万円…

ヴォクシーやノアなどと同等の価格帯となっています。

NISSAN ノートオーラ NISMO

メーカー小売希望価格¥2,981,000~

全長 4,045 mm x 全幅 1,735 mm x 全高 1,525 mm

日産が誇る「e-POWER」のハイブリッドシステムを搭載した車両で、ノートの上位モデルでもあるノートオーラですが、

今回はその中でもオーラをベースとしたスポーツモデルの「オーラnismo(ニスモ)」を比較車両として用意しました。

プリウスとの金額差は50万円以上ありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

外装をチェック!

ノートオーラニスモをパッと見て目を引くのがフロントアンダーガーニッシュの赤いライン。センターには「nismo」のロゴも入っているので特別感があります。

グリルのブラックと相まって上品かつスポーティなデザインとなっており、とてもカッコいいです。

両車共にキリッと細長いデザインのヘッドライトで、LEDヘッドランプとなっています。

ノートオーラにはオートレベライザーがついていて、わずかではありますが流れるウィンカーとなっています。

対するプリウスはヘッドライト以外にもターンランプやデイライト、クリアランスランプなどもLEDとなっています。

タイヤサイズはノートオーラが205/50R17、プリウスは195/50R19となっています。

ホイールベースはノートオーラが2580mm、プリウスが2750mm。

車体サイズも諸元を見ると、高さはノートオーラの方がありますが、プリウスの方が長さ・幅共に大きく設計されています。

そして外装デザインの大きな違いは、フロントガラスの角度。

サイドから両車を比較すると、プリウスの方が圧倒的に角度が低くガラスサイズも大きい作りとなっています。

内装をチェック!

フロントガラスや車体サイズが大きく違うので、この差が室内にどのように影響しているのかをチェックしていきたいと思います。

運転席

乗車時に気になったのは、車両への乗り込みやすさ。

プリウスは天井が低く、高身長の方は乗り込みづらいのではないかと感じました。

検証したのは148cmの小柄な女性スタッフなのですが、「自身の身長よりも低い車両は珍しい」と言うほどの低さです。

対するノートオーラはプリウスに比べると天井が高いので乗り込みやすく、シートやシートリフターが手動タイプなのですぐに位置調整できるのがポイント。

しかし前方が見やすい位置までシートを上げると、天井と頭がかなり近いので圧迫感があります。

プリウスはパワーシートなので操作は楽な上にシートメモリーがついているのでとても便利。

しかしちょうど良い位置まで移動させるのに時間がかかるというデメリットがありますね。

そして皆様が気になるのは運転しやすさや視界の広さだと思いますが…

マイナスポイントを上げると、ノートオーラはサイドガラスが軽自動車より小さく見づらいのですが、プリウスはダッシュボードに奥行きがあるので運転しづらく感じるのではないかと思います。

視界の広さという点で、圧倒的にノートオーラの方が運転しやすそうです。

そしてもう一点気になったのが、プリウスのルームミラーにうつるリアウィンドウの大きさ。

ミラーに映るリアウィンドウがとても小さいので後方の確認がしづらく、ミラーのみ目視でバック駐車をするのはかなり難しいのではないかと感じました。

しっかり確認したいという方向けに、メーカーオプションでデジタルインナーミラーの設定がありますが、約9万円ほどします…。

デザイン&収納

ノートオーラはニスモ専用シートになっていて、ハーフレザーに赤いステッチが入り、シートベルトの色も赤であったりこだわりぬいたデザインとなっています。

日産車の特徴でもあるマウスのような独特な形状のシフトノブも採用されていて、細部までオシャレです。

収納はアームレストボックスと、シフトノブ下段にボックスティッシュなどを置くのに最適そうな収納があります。ここが2段になっているのも日産特有のデザイン。

プッシュスタートのスイッチ位置も特徴的で、シフトノブの横についています。

プリウスは内装パネルからシートまで黒一色でとてもシンプルなデザイン。

中央には12.5インチのディスプレイオーディオが設置されていて、タブレット風の薄い形になっているのでスタイリッシュです。

こちらもアームレストボックスがありますが、ボックスの中にUSBソケットが2つあるので、ボックスの中でスマートフォン等の充電が可能です。

快適装備

プリウスにはシートヒーターが標準装備。

それだけでなくシートベンチレーションもついています。

シートベンチレーションとは、シートに内臓されたファンを起動することにより、シートにこもった熱を吸い込んで涼しく換気もしてくれる機能です。

シートヒーター・シートベンチレーション共に運転席&助手席に装備されています。

ノートオーラのシートヒーターは4WDの場合は標準装備となりますが、2WDの場合は「ホットプラスパッケージ」というメーカーオプションをつけなければなりません。

しかしこのホットプラスパッケージは、ステアリングヒーターとヒーター付きドアミラーもセットになっています。

プリウスのシフトノブ横には置くだけ充電スペースがあります。

従来の置くだけ充電は平置きのため、走行中にスマートフォンがズレてしまって充電できないというケースがありましたが、プリウスはスマートフォンを立てて入れるタイプなので安定して充電できるのでストレスフリーです。

安全装備など

高速道路でのアクセル・ブレーキ・ステアリング操作、先行車との車間距離を保ったりする追従機能、走行位置の自動調整などアシストしてくれる走行支援機能がプリウスには標準装備ですが、ノートオーラでは「プロパイロットシステム」という名前のオプションをつけなければ装備できません。

しかしノートオーラには「ナビリンク機能」というものがついていて、地図情報からカーブの大きさなどを予測して車速をコントロールして安全なコーナリングをアシストしてくれる機能がついています。

さらに最高速度標識を認識して制限速度が変わると、設定車速を自動で変更する機能も搭載されています。

その他、プリウスには「ドライブサポートコントロール(誤発進抑制機能)」「アドバンスドパーク(自動駐車支援)」がついているのも特徴。

ノートオーラには「前方衝突予測警報機能」がついていて、2台前を走行する車両の動きを検知し玉突き事故などを防いでくれる機能の他に、

対向車や先行車が眩しく感じないようにハイビームをキープする「アダプティブLEDヘッドライトシステム」が搭載されているのもポイントです。

後部座席&ラゲッジスペース比較

リアシート

ノートオーラの後席はとても柔らかく座り心地が良いです。

しかし車体サイズが小さいこともあり、男性3人が後部座席に乗ると窮屈に感じると思います。

シートバックポケットがあるので収納もでき、USB電源もあるので後部座席でも充電等できるのは嬉しいですね。

そしてほんのわずかではありますが、リクライニングもします。

シート形状にもこだわっていて、体にフィットする形状になっているのでズレにくく快適に乗れます。

しかし座席すぐ後方にリアウィンドウがあるので少し圧迫感を感じるかもしれません。

プリウスの後部座席も運転席同様天井が低いため、乗り込む時にしゃがむような姿勢を取らないといけません。

シートの質感はノートオーラの方が柔らかく座り心地が良いように感じました。

こちらもシートバックポケットがついていて、AC100V電源も搭載。

リクライニングはできませんが、かわりにアームレスト&ドリンクホルダーがついているので、4人乗りをした場合は快適にドライブができそうです。

ラゲッジスペース

リアハッチの開度はプリウスの方が大きく開くので、荷物の乗せ下ろしがしやすそうです。又、プリウスはパワーリアゲートなのも大きなポイント。

(Zグレード以上標準装備)

容量ですが、ノートオーラが340Lなのに対し、プリウスは410Lあるので、たくさん積めるのもプリウスということになります。

それだけでなく、プリウスの荷室にはアクセサリーコンセントがついているのも便利です(AC100V/1500W/非常時給電システム付き)。

リアシートを倒してみた状態でも比較してみました。

ノートオーラの4WDはフルフラットにできますが、2WDの場合は段差が生まれます。

プリウスはフルフラットに近い状態になるので、ラゲッジスペースに関してはプリウスの方が圧倒的に使い勝手が良さそう、という結果になりました。

いかがでしたか?

デザインの好みはもちろんあるかと思いますが、今回比較してみて室内の広さや安全装備などに大きく違いがあったので、細かな所もチェックしていただき車選びの参考にしていただけると嬉しいです。

室内空間やラゲッジスペースの広さなどは、ぜひ動画もご覧になってご確認ください♪

この記事を書いた人

渡辺
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