この記事を読んでいるあなたは、
● 新型ヴェゼルは何が変わった?
● どんな機能が追加されたの?
● 内装や外装の大きな変更点は?
今回は新型ヴェゼルがどんな車なのか、内装外装の変更点、乗り心地や追加された安全装備について詳しく紹介しています。
目次
ヴェゼルはどんな車?
ヴェゼルは、2013年にホンダから発売されたコンパクトSUVです。
フィットをベースとして開発されており、他のコンパクトSUVよりも一回り大きいボディを持っています。
2019年には、SUV販売台数1位にもなっているほど人気です。 2021年にヴェゼル初のフルモデルチェンジをおこない2代目となって、ホンダユーザー以外からも注目を集めています。
新型ヴェゼル基本スペック表
駆動方式 | FF/4WD |
全長 | 4,330mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,590mm |
ホイールベース | 2,.610mm |
室内長 | 2,010mm |
室内幅 | 1,445mm |
室内高 | 1,225mm |
車両重量 | FF:1,380kg/4WD:1,450kg |
最低地上高 | FF:195mm/4WD:180mm |
最小回転半径 | 5.5m |
総排気量 | 1.496L |
エンジン最高出力 | 78kW(106ps)/6,000-6,400rpm |
エンジン最大トルク | 127Nm(13.0kgm)/4,500-5,000rpm |
モーター最高出力 | 96kW(131ps)/4,000-8,000rpm |
モーター最大トルク | 253Nm(25.8kgm)/0-3,500rpm |
WLTCモード燃費 | FF:24.8km/L/4WD:22.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
デザインの大幅変更で超人気車種に
SUV市場を独占していた新型ヴェゼルですが、フルモデルチェンジでは大胆な路線変更がおこなわれました。
ここまで大きなデザインコンセプトの変更は非常に珍しく、ホンダユーザーから大きな反響を呼びました。
ホンダのヒット車は基本的にどの車も、コンセプトは変更せずにフルモデルチェンジをおこなっています。
フィットやシビックなど、ホンダの人気車種のフルモデルチェンジでは、デザイン面に大きな変更はありませんでした。
ヒット車であればファンも多く、そのほうが安定して売れるので、堅実な判断ですが、今回の新型ヴェゼルは一目で雰囲気の違いに気付くでしょう。
ホンダの本気度が伺えるフルモデルチェンジでしたが、結果としては大成功を収めています。
新型ヴェゼルの初月販売目標は5,000台でしたが、発売から約1ヶ月で3万2,000台以上の受注があったことをホンダは公表しました。 納期までに1年以上かかる人気グレードもあり、今後も販売台数は右肩上がりになることが予想されます。
「プライムスムース」で上質感をアップ
シートには上質な見た目の合成皮革「プライムムース」を多く使用して、初代よりも高級感のある雰囲気になっています。
また、リアシートの位置が調整されたことで、もともと広かった後部座席がさらに拡張されました。 全体的にリアシートを低く配置することにより、視野も下がりましたが、ラゲッジ容量は390リットルをキープしつつ、後部座席に広大なスペースを確保しています。
剛性感の向上で走りもパワフルに
内装や外装に大きな変化がありましたが「走り」にも変化がありました。
新型ヴェゼルのパワートレインには、2種類の用意があります。
メインのパワートレインは、現行フィットにも導入されている「e:HEV」を採用しており、ホンダのコンパクト車専用の1.5リッター2モーターハイブリッドで、エンジンとモーターの出力はフィットよりも向上しています。
モーターの最高出力は131psで、最大トルクは253Nmとパワフルな走りを楽しみたい人でも十分に満足できるスペックでしょう。
基本的にボディは初代ヴェゼルからの流用ですが、剛性感はコンパクトSUVとは思えないほど向上しています。
高張力鋼の使用率を上げることによって、横剛性・ねじり剛性・ダンパー取り付け部剛性がアップしているので、初代よりも安定感のある走行の実現に成功しました。
日産「キックス」やトヨタ「C-HR」「ヤリスクロス」などがライバル車とされていますが、走行性能だけで比べるなら新型ヴェゼルが頭一つ抜けています。 ライバル車として比較できるのは、唯一プレミアム路線を貫き通しているマツダ「CX-30」ぐらいでしょう。
12種類の安全装備が全グレード標準装備
新型ヴェゼルにはグレードに関係なく、以下の12種類の安全装備が搭載されています。
- 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 近距離衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール<ACC>
- 車線維持支援システム<LKAS>
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
- パーキングセンサーシステム
どのグレードを選んでも安全性能に違いはないので、安心して購入できることもユーザーには嬉しいポイントです。 安全装備に関しては、それほど大きな進化はありませんが、クルーズコントロールが全車車速追従式に変更されているので、ドライバーへの疲労軽減効果は大きいでしょう。
まとめ
今回は、新型ヴェゼルがどんな車なのか、内装外装の変更点、乗り心地や追加された安全装備について詳しくお伝えしました。
新型ヴェゼルは今回のフルモデルチェンジで、スポーティーな印象からラグジュアリーな印象に大きく路線変更しました。
2013年に発売以来、何度もSUV販売台数1位を獲得していた人気車種でしたが、かなり硬めの乗り心地だったので、ニガテ意識を持っていた人も多いでしょう。
今回のフルモデルチェンジでは、デザインコンセプトの大幅変更だけでなく、新型ヴェゼル唯一の欠点だった、走行中の安定感や乗り心地も改善されています。
この記事を読んで気になった人は、ぜひ乗車してみてください。
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