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コンパクトなミニバンとして人気のホンダ フリード!特徴やおすすめポイントを徹底解説

コンパクトなボディーサイズに6〜7人の多人数乗車を実現した、ホンダの「フリード(FREED)」。運転のしやすいサイズ感なこともあり、子育て世帯などに人気があります。

普段の街乗りから遠出やアウトドアまで幅広く活躍するフリードですが、どんな特徴があり、どのような点がおすすめポイントなのでしょうか?

そこでこの記事では、フリードの特徴やおすすめのポイントをまとめてみました。購入を検討する際、ぜひ参考にしてみてください。

※記事の内容は、2022年8月時点の情報に基づいています。

ホンダ フリードはどんな車?概要を紹介

フリードは、ホンダが製造しているコンパクトミニバンです。ホンダにはステップワゴンという人気のミドルクラスのミニバンがありますが、フリードはさらにコンパクトなボディーサイズになります。コンパクトカーサイズの大きさでありながら、6〜7人乗りであり、さらに室内空間にも余裕があるのが特徴です。

フリードは2008年に、コンパクト型ミニバンだった初代モビリオの後継車種として発売されました。2016年にフルモデルチェンジが実施され、二代目のモデルが登場しています。

車名のフリードは、英語の「FREE(自由に)」と「DO(行動する)」を合成した造語です。

フリードのグレード展開

フリードにはまず、ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあります。さらに乗車定員は、6人乗りと7人乗りの2種類。6人乗りの2列目はキャプテンシートと呼ばれる、助手席のシートのように独立した形状のものが使用されています。7人のりの場合は、横一列に3人座るベンチシートタイプです。駆動方式は2WD(FF)と4WDがそれぞれ設定されています。

また3列目シートがない5人乗り仕様の「FREED +(フリード・プラス)」や、クロスオーバーSUVのような外観や装備を伴った「FREED CROSRER(フリード・クロスター)」、ホンダ純正用品メーカーのホンダアクセスのパーツを装備した「FREED Modulo X(フリード モデューロエックス)」などもラインナップしています。

【フリードのグレード一覧】

上記のほかに、車椅子仕様車やリフトアップ仕様車といった福祉車両もラインナップしています。

フリードの特徴

フリードのおもな特徴を挙げると、おもに以下とおりです。

●コンパクトながら3列目シートを装備

●6人乗りタイプは2列目が独立シートで快適

●3列目の格納・設置操作がシンプル

●低床で乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすい

●5人乗りの「フリード+」は荷室が広く使いやすい

●クロスオーバーSUV仕様の「フリード クロスター」

●安全装備が充実

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コンパクトながら3列目シートを装備

フリードの最大の特徴は、コンパクトなボディーでありながら3列目シートを備えている点です。フリードは5ナンバーサイズのステーションワゴン並のサイズで、とても取り回しのよい大きさ。

【フリードのボディーサイズ(単位:ミリメートル)】

【フリードの室内サイズ(単位:ミリメートル)】

フリードのボディーサイズはコンパクトです、足元や頭上の空間にも余裕があり、快適です。しかも両側にパワースライドドアも備えており、乗り降りのしやすさも魅力。3列目はやや窮屈ではありますが、このボディーサイズで3列目シートがあるのはとても重宝します。

フリードは運転しやすいコンパクトさと多人数乗車を両立させた、数少ない車種のひとつです。

6人乗りタイプは2列目が独立シートで快適

フリードは、6人乗りタイプと7人乗りタイプが選べます(グレード「クロスター」は6人乗りのみ)。7人乗りの場合は6:4分割のベンチシートですが、6人乗りタイプの場合、2列目シートはキャプテンシートと呼ばれる独立したシートです。そのためシート両サイドにアームレストもあり、隣の人を気にせずにリゆったりと座れます。

また2つのシートのあいだにスペースがあるので、3列目へウォークスルーでアクセスできるのもメリットです。7人乗りの場合は、いったん外へ出て3列目へ行くので、6人乗のキャプテンシートは便利。雨の日に外へ出なくても、3列目へ移動できるのはうれしいポイントです。

3列目の格納・設置操作がシンプル

3列目シートは、使わないときや荷物をたくさん載せるときなどは格納できます。格納するときはシートをたたんで、両サイド上部へ吊す形になります。また設置するときも、上から下ろして広げるだけ。格納・設置の作業はとてもシンプルです。慣れるまでは、運転席から見ると両サイドに吊したシートが少し気になるかもしれませんが、運転に支障はありません。

ライバルであるトヨタのシエンタは、3列目シートを2列目シートの下へ格納できます。しかしその分、シートが薄くて乗り心地が劣ります。また格納したり設置したりする手順が多く、2列目シートをいったんたたむ必要があるので2列目シートから荷物をよけなければいけません。チャイルドシートなどがあると大変です。

フリードは3列目シートの格納・設置の手順はシンプルで、2列目シートを動かす必要はありません。スピーディーに3列目シートの格納や設置ができます。

低床で乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすい

フリードは低床設計な点もポイントです。低床なのにくわえ、両側パワースライドドアも備えているので、子供やご年配などでも乗り降りがしやすくなっています。

さらに低床なので、荷物の積み下ろしもしやすいです。また3列シートを格納時、両サイド上部に吊す形になるのでラゲッジスペースが狭くなる印象があるかもしれませんが、低床設計なので高さが確保されており、想像より積載量があります。加えてバックドアの開口部も広いので、荷物の積み下ろしに便利です。2列目シート部分とあわせれば、大人用の自転車も積み込みできます。

【フリードの開口部サイズ】

5人乗りの「フリード+」は荷室が広く使いやすい

フリードには3列目シートがない、5人乗り仕様の「フリード+」というグレードがあります。3列目がない分、荷室を広く利用でき、荷室用の便利な装備が付いているのが特徴です。

【フリード+の開口部サイズ】

ユーティリティーボードで荷室を上下二段にできたり、荷物がかけられるユーティリティーナットなどを標準装備。アウトドア派にうれしい装備がたくさんあります。

クロスオーバーSUV仕様の「フリード クロスター」

「フリード クロスター」は、クロスオーバーSUVタイプのフリードです。外観デザインが通常のフリードと異なり、グリルやバンパーなどを中心にSUVのような重厚感あるデザインになっています。クロスオーバーSUVは人気のジャンルなので、クロスターはSUVが好きな方におすすめのグレードです。

なおクロスターも通常フリードと同じくガソリン車とハイブリッド車があり、それぞれ2WD(FF)と4WDがあります。ただしクロスターに7人乗りタイプはなく、6人乗りタイプのみです。また3列目シートのない5人乗りタイプの「フリード+ クロスター」もあります。

安全装備が充実!「Honda SENSING」は全グレードに標準搭載

フリードでは、全てのグレードに「Honda SENSING(ホンダ。センシング)」を標準装備しています。Honda SENSINGは、Hondaが開発した安全運転支援システムです。Honda SENSINGの機能には、おもに以下のとおり。

●衝突軽減ブレーキ

●誤発進抑制機能

●後方誤発進抑制機能

●歩行者事故低減ステアリング

●路外逸脱抑制機能

●車線維持支援システム

●アダプティブクルーズコントロール

●先行車発進お知らせシステム

●標識認識機能

フリードとフリード+は、平成28年度自動車アセスメントの予防安全性能評価において、「ASV++」を獲得しました。また、セーフティ・サポートカーS(ワイド/ベーシック+)に該当します。

フリードは充実した予防安全装備で、快適かつ安心して運転を楽しめるのが魅力です。

フリードの走行性能や燃費

フリードのガソリン車では、環境性能の高い1.5L i-VTECエンジンを採用。ハイブリッド車は、高出力モーターを内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたSPORT HYBRID i-DCDを採用しています。またギア比はフリード専用に設定され、多人数乗車しても伸びやかな加速感が特徴です。

【フリードのグレード別燃費(単位:km/L)】※WLTCモード

フリードは軽快な走りと、低燃費を両立しているのが魅力です。

まとめ

普段使いから行楽まで、いろいろなシチュエーションで活躍できるフリード。子育て世帯にはとても魅力的な車種ではないでしょうか。

フリードは取り回しのよさと多人数乗車の両方を求める方には、おすすめの車種です。ご購入の検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

渡辺
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