「ファミリーに最適!フリードとシエンタの徹底比較|デザイン・燃費・安全性能を解説」
ホンダ フリードは、ファミリー層に高い支持を得ているコンパクトミニバンです。優れたデザイン、快適な室内空間、高い燃費性能を備え、日常から長距…
2024年10月28日
新車販売台数の約4割は軽自動車という時代。
中でも軽スーパーハイトワゴンは最も人気のあるカテゴリであり、近年ではSUVテイストの車種が次々と登場しています。注目したいのは、最も新型のN-BOX JOYではないでしょうか。
そこで今回は、ホンダ・N-BOX JOYとライバル車のダイハツ・タントファンクロス、スズキ・スペーシアギアを比較して、それぞれの魅力を詳しくお伝えしていきます。
これから軽自動車を購入したい人に、最適な選択ができる情報を提供します。
目次
N-BOX JOYはN-BOXの新しいグレードで、9月26日に発売されています。
主な特徴は、従来のN-BOXにアウトドアテイストが加わっていることです。N-BOXやN-BOXカスタムとは、主にデザイン面で差別化されています。軽自動車で最も売れている車種がN-BOXだけに、その新しいグレードは注目を集めています。
ライバル車は、同じSUVテイストのダイハツ・タントファンクロスやスズキ・スペーシアギアなどです。
では、N-BOX JOYとライバル車の外観デザインを比較してみましょう。
N-BOX JOYは、アウトドア向けの飽きにくいシンプルかつ力強い外観デザインです。
フロント・リアには、N-BOX JOY専用の樹脂が組み込まれたバンパーやアンダーカバー、左右のドア下部には長い樹脂パーツが1本入ったリアデザインが特徴です。
タントファンクロスは、アウトドア向きのアグレッシブなデザインです。
自然と調和するカラーリングが印象的で、フォレストカーキメタリックやブラックマイカメタリックといったバリエーションから選べます。
ミラクルオープンドアという大きなスライドドアが採用されるなど、機能的であることもタントファンクロスの大きな特徴です。
スペーシアギアは、機能的かつ迫力のある外観デザインが採用されています。
メッキが強調された力強いフロントグリルや黒く塗装された14インチアルミホイール、バンパー下部に配置されたプロテクターなどが特徴です。
次に、N-BOX JOYとライバル車の内装デザインを比較してみましょう。
N-BOX JOYの内装は迫力のある外観とは趣が異なり、親しみやすいデザインが採用されています。
ポップな印象のチェック柄が目を惹き、X(旧Twitter)公式アカウントでは車内から外の景色を入れ替えた画像を投稿するキャンペーンが行われました。別売りの純正オプションを購入することで、好きなカスタマイズも楽しめます。
フォトジェニックな画像でインスタ映えを狙いたい人にもぴったりのデザインといえます。
タントファンクロスは、カモフラージュ柄のオレンジ&ブラックのファブリック素材が目を惹きます。
多彩なシートアレンジもタントファンクロスの特徴で、380mmものロングスライドが可能な助手席、240mmの前後スライドに対応しています。
スペーシアギアには、水平基調のシンプルかつ合理的なデザインが採用されています。
撥水加工ファブリックのシート生地、防汚加工のラゲッジフロア、ステアリングヒーターなど、アウトドア向けの装備が充実しています。
N-BOX JOYの室内寸法は公開されていませんが、N-BOXと同じ寸法が予想されます。
以下は、N-BOX JOYとタントファンクロス、スペーシアギアの室内寸法です。
室内寸法(mm) | N-BOX JOY | タントファンクロス | スペーシアギア |
室内長 | 2,125 | 2,125 | 2,155 |
室内幅 | 1,350 | 1,350 | 1,345 |
室内高 | 1,400 | 1,370 | 1,410 |
全体的に室内空間が広いのはスペーシアギアですが、N-BOX JOYやタントファンクロスも2.0Lミニバン並みの長さを実現しているので、足元が広々としています。
N-BOXとライバル車の走行性能と燃費も比較してみましょう。
エンジンや燃費も同様に、N-BOXと同じスペックが予想されます。
N-BOX JOYのNAエンジン(自然吸気エンジン)にはi-VTECという高性能DOHCエンジンが搭載されていて、ライバル車よりも最高出力が高いことがわかります。
ただし、燃費に関してはライバル車に比べてやや劣ってしまいます。
最後に、N-BOX JOYとライバル車の価格を比較してみましょう。
N-BOX JOY | タント ファンクロス | スペーシアギア | |
2WD | 184.4~204.4万円 | 168.8~177.6万円 | 195.2~203.7万円 |
4WD | 197.7~217.8万円 | 180.9~193万円 | 207.2~215.7万円 |
※2024年9月時点の予想価格
N-BOX JOYの車両本体価格は、ライバル車と比べて同程度であるといえます。
N-BOX JOYは、走行性能やデザイン性で選ぶのがおすすめです。
特に自然吸気エンジンは走行性能に優れているので、ライバル車に比べると快適に走行できるでしょう。室内空間に関しても3車種で大きな差がなく、どの車を選んでもゆったりと座ることができます。
ただし、燃費性能はライバル車よりもやや劣るので、燃費重視であればスペーシアギアやタントファンクロスも視野に入れて検討してみましょう。