ステップワゴン vs. セレナ vs. ヴォクシー徹底比較|あなたに最適なミニバンは?
1. はじめに ミニバン市場で人気のホンダ・ステップワゴン、日産・セレナ、トヨタ・ヴォクシーは、家族向けの快適性や快適性を重視したモデルとし…
2025年2月24日
目次
今回は日産セレナe-POWER ハイウェスターVに試乗し、その乗り心地や視界、装備について詳細なレビューをお届けします。実際に走行し、各機能や特徴を徹底検証。ミニバンを検討している方に向けて、魅力や気になるポイントを分かりやすく解説します。
試乗開始直後から感じたのは、e-POWERならではの静粛性です。エンジンを始動すると、ほとんど音がせず、快適な車内空間が保たれています。運転席には大きなモニター(7インチカラーディスプレイ)があり、ナビを表示可能。中央部のモニターにはテレビが映すことができるので長距離運転時の利便性が向上します。
ステアリングは非常に軽く、少しの力でスムーズに操作が可能。視界も広く、運転しやすい設計になっています。今回の走行では、道路の状況を把握しやすく、ストレスの少ないドライブが楽しめることができました。
また、日産セレナにはプロパイロット機能が搭載されており、高速道路やバイパス走行時の負担を軽減します。アクセルを踏まずに一定速度で走行可能で、安全性と快適性を兼ね備えた先進的なシステムです。ただ、速度設定はステップワゴンと比べて1km単位ではなく5km単位となります。
車酔いを軽減するための研究が施されており、揺れの軽減設定をされていたり匂いや圧迫感を抑えた設計になっています。プラズマクラスター搭載で、車内の空気を清潔に保ち、快適なドライブが可能です。
Eペダルを試してみたところ、アクセルから足を離すとすぐに減速。急ブレーキではないものの、慣れるまでは運転時の違和感を感じるかもしれません。運転状況に応じた使い分けが求められると思われます。
ハンズフリースライドドアを搭載し、荷物を持っている時や子供を抱えている場合など両手がふさがっていても簡単にドアを開けられます。利便性が高く、家族連れにとって非常に嬉しいポイントです。
給油口はキャップレス仕様となっており、給油時の手間を省くことができます。タッチ式ではなく運転席側からの操作が必要ですが、煩わしさを感じることなくスムーズに給油が可能です。
内装は木目調デザインやベージュの細かなステッチが施され、高級感が漂う仕様となっています。女性ドライバーにも人気があり、デザイン性を重視する方にもおすすめの一台です。
総合的に見て、日産セレナe-POWER ハイウェスターVは静粛性が高く、視界が良く、運転しやすい車であることが分かりました。特にプロパイロットやハンズフリースライドドアなどの装備が充実しており、快適なドライブを実現します。
一方で、Eペダルの減速特性やエンジンブレーキの効き方には個人の好みが分かれる可能性があります。ステップワゴンと比較しても遜色ない魅力を持ち、ミニバン選びにおいて候補の一つとなるでしょう。
日産セレナe-POWER ハイウェスターVは、快適性・安全性・デザイン性を兼ね備えたミニバンです。家族での利用はもちろん、長距離運転にも適しており、多くのドライバーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。試乗を検討している方は、ぜひ実車をチェックしてみてください。